インバウンド消費とは?

インバウンド消費とは?

ブログライターkomichiです。

今回のテーマは「インバウンド消費とは?」です。

インバウンド?なんだか聞き慣れない言葉だな?

そう感じた方も多いのではないかと思われますが、これは、外から来た旅行者や訪日外国人旅行者のことを指している言葉となります!

逆に、日本人が海外旅行に出かけることはアウトバウンドといいます。

日本では、アウトバウンドよりも、インバウンドがかなり少なかったため、2003年に日本政府は、「外国人旅行者訪日促進戦略」を掲げて、現在では「訪日旅行促進事業(ビジットジャパン事業)」が行われているのです!

将来的には、日本のインバウンド消費の数を3,000万人まで増やすことを目標にしています!

そして、2016年までには1,800万人、2020年までに2,500万人にまで増やすことも目標にしていて、2015年8月に流れたコラムなどを読むと、現在日本でインバウンド消費が加速しているようです!

日本政府が2015年1月~7月に発表したインバウンドの数は、前年の同じ時期に比べて47%増加して、1105万人となっているのですが、1000万台の大台になったのは、去年より、なんと3ヶ月も速く、そして過去最高になったといいます!

インバウンド関連市場は、どんどんすごいことになっているようで、今年になってからもかなり圧倒的な勢いでインバウンド消費が増えているといわれています。

これは、中国、他のアジアからの訪日客がかなり増えていることが関連していて、インバウンド消費はこれらの人が活発に買い物をすることで、かなり伸びいているようです!

2014年のインバウンド数は1341万人となっていて、過去最高となったため、またかなり伸びたといわれています!

インバウンド消費の恩恵を受ける日本経済

アジアからのインバンドが増えた背景には、日本政府が2003年から進めている訪日プロモーション活動や、アジアを中心に行ったビザ発給要件を緩めたことなどがかなり効果的になっているといわれていて、インバウンド消費に拍車がかかったのは、2014年10月から行った免税制度拡充が追い風になったのでは?

という見方がされているようです!

他には、円安が進んだことで、日本へやってきやすい状況が出来たことや、羽田空港の国際線の増便なども理由にあげられているようです。

ソーシャルメディアを活用する人が増えたことなども、日本にアジア系の人たちが訪日する後押しをしてくれているという見方もあります。

これは一体どういうことなのか?

中国などでは、インバウンド消費目的で日本にやってきた人たちが、自国に戻ってソーシャルメディアに日本製についての書き込みを数多くしているようです。

この書き込み数と、日本へ訪日する人の数が比例してどんどん増えていることも、インバウンド消費の追い風となっているのです。

ネットに書き込まれた、リアルな日本の状況を知った中国の人たちが、自分も行きたい、よし行こうと考えてやってくるようですから、口コミの力は絶大だなと個人的にも思います!

しかも中国人は、日本にやってくるだけではなく、他の国の人たちと比べて、インバウンド消費の金額が頭ひとつ分抜けているのです!

一体どれだけの金額を使っているのか?

インバウンド消費で賑わう家電良品店

実は、中国人は、1回の旅行で日本で20万円ものインバウンド消費をしてくれている、日本企業や店舗などにとっては非常に有り難いお客様でもあるのです!

その次がイギリス、そしてアメリカです。

外国人観光客が、2014年に日本で使った金額は、驚愕の数字ですがなんと!2兆305億円、この年のインバウンドは、一位が台湾、二位が韓国、三位が中国と、上位3つをアジアが占めているのです!

ちなみに、台湾と韓国の日本でのインバウンド消費は、台湾が約12万5千円、韓国が約7万5千円となっていますから、いかに中国がぶっちぎりで日本のインバウンド消費を牽引しているのかが分かります!

日本は、2014年4月から消費税率がアップし、急激に円安になって輸入原料などが値上げされたことなどで、まだまだ景気が低迷しているので、訪日外国人観光客の落としていくインバウンド消費は大注目を集めているのです!

日本百貨店協会の話によりますと、2014年の売上は、10月に免税対象範囲が拡大したことで、インバウンド消費が大きく増え、訪日外国人の売上高が、2009年1月の統計開始以来、なんと月単位ですよ!

100億円を突破したというのですから、インバウンド消費の効果がどれほどのものかが分かりますし、盛んに政府などが、外国人観光客を日本へ呼びこもうとする理由もシンプルに理解できるものですね!

テレビのニュースでも盛んに、訪日中国人などが買物をする姿などが映しだされていますが、他の国の人たちも日本に数多くやってくるのです、では一体どんなものを買っているのか見ていきたいと思います。

圧倒的に買われているのはなんとお菓子!2014年に観光庁が行った訪日外国人消費動向調査によると、63・6%の人が、お菓子を購入しているのです!

次に多かったのは、51・7%で、その他の食料品となっていてお酒やタバコ、飲料なども含まれています。

ここからは、パーセンテージが高い順にずらりと消費動向を見ていきます。

● 服(洋服のみ)・カバン・靴・・・37・2%  
● 化粧品・香水・・・31・9% 
● 医薬品・健康グッズ・トイレタリー・・・31・8%
● 和服や民芸品・・・14・0%  
● 電気製品・・・13・5%  
● 漫画やアニメキャラクターグッズ・・・12・0%
● 書籍や絵葉書、DVDやCD・・・11・0%  
● カメラ・ビデオカメラ・時計・・・9・4%  
● その他・・・9・9%

インバウンド消費に大きな期待がかかる日本ですが、では訪日する側は、どんな動機があってこの国へとやってくるのか?

↓マグロの解体ショーで盛り上がる外国人観光客
インバウンド消費で盛り上がる築地のマグロ解体ショー
観光庁の同じ調査から見ていきたいと思います。

● 日本食を食べること・・・76・2%  
● ショッピング・・・56・6%  
● 自然・景勝地観光・・・46・8%
● 繁華街などの街歩き・・・40・0%  
● 温泉入浴・・・33・4%    
● 日本の酒を飲む・・・24・4%
● 日本の歴史、伝統文化経験・・・22・8%   
● テーマパーク・・・15・6% 
● 四季の体感・・・13・7%
● 日本の現代文化体験・・・13・6% 
● 美術館・博物館・・・13・2%  
● 自然体験ツアー・農漁村体験・・・8・0%
● 舞台鑑賞・・・5・2%  
● スキー・スノーボード・・・5・1%  
● 映画やアニメの縁の地を訪問・・・5・1%
● スポーツ観戦・・・3・6% 
● 治療・検診・・・1・4% 
● ゴルフ・・・1・3% 
● その他・・・8・2%

インバウンド消費は中国が2010年からずっと1位なのですが、その他は台湾やタイが増加傾向にあり、アメリカや韓国は減少傾向にあるようです。

そして、インバウンド消費をするときの決算方法は多くが現金で、その他はクレジットカードなどを使う人がほとんどです。

では、海外からやってきた人たちが購入したものなどは、一体何が理由でそれを選んで買っていくのか?

● お菓子・・・美味しいから68・5% 
● 電化製品・・・品質がいいから 
● 医薬品や健康グッズ・・・品質が良いから 
● 服、カバン、靴・・・かわいい、デザインがいい、綺麗

このような理由から日本で買い物をする人が圧倒的に多いのです!

そして現在、日本ではインバウンド消費の取り込みを狙って、国内企業は様々な取り組みを積極的に行っているのですが、これまで外国人向けのビジネスに縁のなかった業界も意欲を見せていて小売業や、外食チェーン店、さらにはコンビニなども参入しているのです!

例えば、大手コンビニチェーンの「セブンイレブン」は、2014年12月から都市部にある31店舗で、訪日外国人のために、消費税の免税手続きの対応を始めたのですが、2015年7月までに、さらに対応する店を1000店舗も増やして、さらには年内に3000店舗まで増やすことを発表しているようですから、かなり活発な企業努力をしてます。

この対応は、マツモトキヨシや百貨店などでも免税手続きのカウンターを増やすなど、勢いをつけてどんどん広がっていき、インバウンド消費を少しでも取り込もうと、各社も活発に動いているようです!

他には、公衆の無線LANを整備する店も増えているのですが、訪日外国人がネットに繋がることができれば、どんな買い物をすればいいのか商品情報の検索も出来るので、買い物をどうしようか相談しあえて利便性が増すと考えられますし、さらに大手の小売各社などは、中国の銀嶺カード(中国の銀行間の決算ネットワークの名称となります)を使えるようにしているところもあります。

いろいろと案を出して実行しながら、多くの日本の会社などが、インバウンド消費をいかに効率よく取り込もうかと、積極的に様々なサービスを展開しているの状態なのですね。

このように、現在日本では訪日外国人に対して、様々なサービスを提供しながら、日本国内の冷え込んだ景気の穴埋めをしようと、ファイトしているのです。

インバウンド消費に備えて免税手続きが増えた

日本政府は、2020年に行われる東京オリンピック&パラリンピックを見据えて、さらなる外国人観光客誘致に力を入れていくようですから、まだまだこのインバウンド消費に向けたサービスや商品などが出て来るといわれています。

では実際に、日本の企業で、インバウンド消費の恩恵を受けているのはどんな会社なのか調べていきます!

● パルコ 
● ラオックス 
● 星野リゾート 
● オリエンタルランド 
● ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 
● ハウステンボス 

秋葉原では、アジア人が炊飯器などを爆買いしているようですから、この辺りの電気屋などの会社も、かなりの恩恵を受けているようです。

アジアからの訪日外国人が増えているため、次のような対応をしている百貨店やスーパーもあるようです!

インドネシアやイスラムからやってくる人たちは、イスラム教徒なので豚肉を食べません!

この戒律にしたがっていることを証明する「ハラル認証」を受けた食材だけを使用したメニューを開発しています。

日本は少子化に向かっていて人口が減っているため、インバウンド消費は新たな消費の担い手になるので、政府は2020年までにこの消費を現在の2倍の4兆円にする予定で動いているようです!

近年増加する訪日外国人の人たちの、宿泊施設の不足も問題になっているようですが、テラハ風エコノミーホテルなどもどんどん登場していて、秋葉原に新しくこのタイプのホテルがオープンしていたり、下町の小さな旅館なども対応していて、このような形態の宿泊施設にして、訪日外国人を呼びこむ活動も行っているようです!

すごい勢いで活性化しているインバウンド消費、今後どのようなサービスが出て来るのか分かりませんが、日本のマイナス面を埋めるような形で訪日外国人がやってきてくれ続けるようなものも全面に打ち出していきながら、この流れを止めないようにしていく方向で、今後もどんどん企業や国などが、活動をしていくようです。

ただ、中国は昔のようにバブルではなくなっていますので、今がピークで、今後はこの国からインバウンド消費は見込めない可能性もありますので、このあたり、どうなっていくのか、見守っていきたいと個人的には思います。

経済が活性化しないと、社会自体が回らなくなりますから、この辺り、なかなか手ごわい部分も強いなと感じますね!

現在がピークということにならないように、今後も続いていってくれるといいですね!

今回は、インバウンド消費についての情報をシェアしていきました!

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