おひとりさまの女性一人ツアーについて

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おひとりさまの女性一人ツアーについて

ブログライターkomichiです。

今日のテーマは、「おひとりさまの女性一人ツアーについて」です。

社会学者で、ジェンダー論などの研究でも有名な、上野千鶴子東京大学名誉教授も、「おひとりさまの老後」というタイトルの本を出版するほど、現代の日本では、独り身で生きる女性&男性も多いといわれています。

いつの頃からか、「一人焼肉」などをする女性も増え、近年では、バスツアーなどに、おひとりさまで参加するなんてことも、多くなっているともいわれています。

女性のおひとりさま旅行

この記事では、おひとりさまで休日を過ごす女性の、一人ツアーについてや、参加するメリット、昔は、一人で旅館などに宿泊できなかった理由などの情報をまとめていきながら、現代社会のおひとりさま事情について、理解を深めていきたいと思います。

お一人様の女性ツアー

まずは、おひとりさまって何?という、基本的な情報から、きっちりと見ていきます!御存知の通り、この言葉の意味のひとつは、飲食店の店側が、お客様に対して使う言葉です。

店に入ると、「何名様ですか?」と聞かれますよね?一人で飲食店に来店した場合、「おひとりさま」なんて表現をされるのです!他にも、この言葉の定義みたいなものはありますので、そちらも理解していきながら、記事をまとめていきたいと思います。

実はこれ、女性一人という限定での使い方ではなく、年齢性別関係なく使われている言葉で、別の解釈では、人生をひとりで楽しんでいる人を、こう呼ぶという見方もあります。

他にもおひとりさまってどんな意味があるの?といった、より細かい考えかたにすると、一人で人生を謳歌している、「個」がしっかりと確立されている、女性に対して使うともいわれていますし、独身の男女だとか、離婚した、死別したことで一人になった人に対しても、おひとりさまという言葉を使うようです。

独身男女が、彼氏や彼女と別れると、やはり同じように、おひとりさまって呼ぶという面もあります。

1999年頃に、ジャーナリストの故岩下久美子さんが、成人女性に対して、提唱した言葉でもあるという面もあるようです。

おひとりさまって言葉、意外といろんな解釈が出来るので驚きましたが、この記事で表現する、この言葉の意味は、成人した女性が、一人でプライベートや仕事のプランなどを確立しながら、食事、旅行、趣味などを楽しんだり、結婚しないため、老後のプランや住む場所などの準備を事前にするという、女性一人が自立して生きるという面や、既婚者でも、一人の気楽さが楽しいので、このツアーなどに参加するという人たちのことです。

それでは、その実態などを理解していきたいと思います。

それはで、おひとりさまで参加している、この現状について、一体現場はどうなっているのか?探っていきたいと思います!女性一人を対象に、コースを提供し始めた旅行会社は、一体いつ頃から、このおひとりさまツアーを、お客様に提供するようになったのか?実は、1997年から、多くの大手旅行会社などが取り扱うようになったということです。

この、おひとりさま観光を開始した最初の年は、参加者が約2000人ほどだったようですが、15年後の2012年なると、なんと約3万5千人にまで増えているのです!え?そんなに沢山の女性が、一人でツアーに参加しているの?と、驚きますが、では、このおひとりさまで参加出来るツアーって、どんな仕組みになっているの?実はこれ、参加者は全員一人なんですが、観光地は、みんなでまわるというシステムになっています。

おひとりさまのバスツアーについて

ここ数年で、シニア層に、バスツアーなどを含めた、小旅行や日帰り旅行などが、大人気となっているのを、あなたはご存知でしょうか?実は、これらの影響もあり、近年は、この元気いっぱいで、まだまだ人生は長いと豪語する、このシニア世代の、おひとりさまツアー客が増えているといわれています。

おひとりさま女性のバスツアー

これには単純な理由があります!それは、女性一人でも参加できる形にしたことで、おひとりさまで旅行をしたいと考える人にとっては、全部自分で手配をするよりも、いろんな面で楽であり、すでにコースとして、観光地巡りなどの企画が出来上がっているものですから、女性一人でも、気楽に参加出来るという、メリットなどがあるからだと言われているようです。



他には、いつも一緒の夫や、気の合う友人ではなく、自分だけで参加するツアーでは、出会いが一期一会であるため、素直に日頃のストレス&悩みなどを話すことが出来るという面も、おひとりさまで旅行を愉しむ人にとっては、これが意外と大きなメリットとなっているという話しも、現場から聞かれているようです。

ある旅行会社が、50~60代のシニア世代男女に対して、2014年に行ったアンケート調査によると、おひとりさまツアーを知っているという人は、50%もいて、参加はまだ未経験だという人の半数が、これにとても興味を持っていて、「参加してみたい」と考えているようです。

何度かおひとりさまで参加したことがある、女性の9割が、「また参加したい」と答えているようですから、これらの結果を見ただけでも、相当な数の方が、このツアーに興味を持ち、自ら参加しながら、経験値を高めているといえるようです。

若者が旅行をしなくなった、飲みにも行かなくなった、車も欲しがらない、家で漫画を読んだり、ゲームをして引きこもって休日を過ごすことが多い、なんて情報も流れている現代社会で、このシニア世代の、旅行に対するこだわりは、相当強いといわれていて、消費税があがり、なんらかの節約を考えたときに、したくない事の第一位に、旅行があげられているという調査結果まで出ています!これ、72%もの人が、ここは節約したくないとアンケートで答えているのです!ちょうどこの世代は、そう、バブル期を楽しんだ、いわゆる恵まれた世代でもあります。

高度成長期を経て、日本は、バブルで湧き上がった時代に、若い時期を過ごしているので、いわゆる、「オイシイ」思いをしてきた世代であることは、多くの方がご存知ではないでしょうか?この頃、海外に日本人がどっと押し寄せ、こぞって、シャネルやエルメスなど、憧れのブランド商品を買いあさった姿が、「社会問題化」もされていたことを覚えている方も、いらっしゃるかもしれません。

この時代になるまで、日本はどちらかというと、清廉潔白というか、慎ましい暮らしをして、ものを大事にし、もったいない精神を持って暮らしてきたのですが、経済発展していくのと同時に、それまで、本音では、贅沢に憧れていた人間が、一気に経済発展した日本で、バブル・・・まさに泡を吹いて飛ばすがごとく、それまで持てなかった品物を、我先にと買い求めて、贅沢を味わった、そんな時代を過ごした世代ですから、女性一人であろうとも、おひとりさまツアーであってもなんでも、旅行という楽しみを、満喫して諦めたくない気持ちも、個人的にはわかります。

何故なら、その前の先祖は、戦前は自然と共に生きていて、貧しい暮らしをしてきた人たちのほうが、圧倒的に多いわけですし、戦後の混乱期は、生き抜くのに必死で、食べるだけで精一杯の日々を過ごしていたのですから、それらの経験の後に、ようやくやってきた、経済発展&なんでも好きなものが買える喜び、楽しさ、豊かさを甘受しながら、先祖がやりたくても出来なかった贅沢を満喫するのは、楽しいことであったのではと思われますから、先祖の喜びを、子孫が叶えたと考えれば、素敵な時代でもあったんだろうなと考えられます。

そんな世代にとって、旅行はやはり、最後まで楽しみの1つとして、やり続けたいと考えるのも、自然なことではあると思われます。

もちろん、女性一人で旅行をするのは、この年代が近年増えたといわれているけれど、他の年代の方も、おひとりさまで旅行に参加するのが好きだという人は、多いといわれています。

個人的にも、昔から一人で行動するのが好きで、あまり友達とつるむのは苦手なタイプですから、このおひとりさまという存在、とてもよく理解できますが、では、一体どんな内容のツアーに、女性が一人で参加出来るのか?最初は国内旅行がメインで始まったといわれていますが、その後海外へのツアーも豊富に企画されていて、ある旅行会社では、おひとりさま向けのものは、なんと国内外合わせると、1千コースも企画していて、なにを選ぼうか、迷うどころか、どうしていいのか?わからなくなりそうなほど、選択肢が豊富であるようです!

女性一人で、国内外の旅行や、バスツアーに参加するメリットなどは、一体どんなものがあるのか?実はこれ、意外と気疲れする、家族や気の合う友人との旅行と違い、、おひとりさまで参加すると、急に無口になったり、喋りたくないなと感じた時など、誰に遠慮することもないので、気が楽だといわれているようです。

他には、人に合わせる必要がないので、自分のペースで歩けたり、観光できるのも、大きな魅力のひとつだといわれているのです!おひとりさまバスツアーなら、座席はたいがい、同性もしくは、同年代の人が隣に座ることになったり、旅行会社の企画によっては、隣に誰も座らないように、座席を2つ分確保してくれ、、存分におひとりさまの世界に没頭できるという、自分一人でなんとなく旅をしたいけれど、面倒なことはやりたくないというときに、これらのツアーは非常に便利でもあるようです。

添乗員が、本人が行ったこともない土地でも、アテンドしてくれるので、困ることはありませんし、移動も食事も用意してくれるので、面倒もありません。

個人的な感覚ですが、どうやらおひとりさまで女性一人がツアーに参加する=お姫様気分で、自分だけの感覚やペースで、知らない土地へ行っても、バックアップつきで、安心しながら旅行を楽しめるというもののようですから、なにかと柵(しがらみ)が多い女性にとっては、気楽で非常に楽しめる、そんなツアーになっていると感じられますね。

そして、宿泊付きの旅行であっても、一人で広々と部屋が使え、食事も自分だけのペースでゆったりと出来る、イメージするだけでも、贅沢な時間を、自分の感覚だけで、ツアーですからコースはお任せしつつ、かなり楽しめる内容になっているようですから、これは多くの働く女性にとっては、夢のような時間を過ごせることになるともいえますから、多くのおひとりさまが興味を持って参加するのも、とても理解出来るものでもあります。

一昔前で、一人で旅行をするという人は、意外と「変人」扱いされていたり、「旅慣れた人」といった印象を持たれていて、それほどおひとりさまでどこかへ旅に出るというのは、気軽に出来るものではないと考えられていましたが、近年、働く女性が増えたことも関係し、自立して生きる方が多くなったことで、みんなでいついつ何時にどこそこで待ち合わせて、じゃあここへ旅行に行こうよというパターンではなく、自分が好きなときに、好きな場所へ、好きなように観光などに参加して、自分一人で淡々と旅をするというライフスタイルを送る人が、目立つようになってきたようです。

女性がたった一人で旅をする=以前は、「傷心旅行」などといわれ、旅館やホテル側も、このようなおひとりさまでやってくる女の客に対して、ネガティブなイメージが強くあったため、宿泊を断られることが多かったのです。

その理由は、多くの方が御存知の通り、傷心旅行=失恋やなにか人生において非常に悲しい、つらい経験をして、そこから逃避するように旅に出た女の人の多くが、自らの人生に、幕を下ろすことを目的としていた時代があったからでもありました。

なんでも、2000年頃までは、女性もしくは、男性であっても、一人でやってくるお客様に対して、宿泊を断る旅館などは多かったといわれています。

その理由は、利益率の悪さです!特に観光や、溫泉旅館などは、一部屋を2人以上で使用するのが前提で、ツアーなども組まれていたため、一人で宿泊するお客様がいると、料金を大幅に変更しなければならなくなり、一人で支払う金額が、おひとりさまで女性一人が泊まる場合、ちょっと料金が高めになるというリスクもあるといわれているようです。

現代社会を生きる、働く女性にとって、考えられないような世界観ですが、かつての日本では、女が一人で旅行する習慣などはなく、経済的な面でも、世間的な目を考えても、このようなことが自由に出来るという生き方は、出来なかったのです。

他にも、女一人を受け入れるというのが難しかった理由は、男性は、非常にシンプルなので、常連となったお店などでも、「いつものね」すら言わなくても、お店側が好みを把握してれば、常に同じものを提供すれば満足してくれる人が多いのですが、女性はどちらかというと好みが難しく、さらに飽きっぽいため、宿泊施設の方も扱いに困るというので、敬遠しがちだったといわれています。

ですが、時代はその後、逆転していきました!1990年代後半以降、いわゆる、会社の同僚達などと、団体で親睦目的で行うこれらの観光旅行などが減っていき、家族や友人同士で行く、小旅行が多くなっていき、その後、おひとりさまで、女一人がツアーに参加する時代がやってきたのです。

現在では、旅行プロデュースを手がける業界などでは、「女性の集まるところに商機がある」という言葉を合言葉として、旅館などは、これまでのやり方を刷新していきながら、おひとりさま女一人客を取り込むために、さまざまな試みをされているようです。

この女性たち、一人でいるのが好きな方ばかりではなく、大勢と旅をすることも好きなのだけれど、たまにはおひとりさまで自分の時間を満喫したいと考える人もいて、楽しみ方はそれぞれであるようです。

なぜひとりでバスツアーに行くのか?

ではここからは、実際、自分一人でツアーなどに参加されている人は、どんな理由からこの世界へ飛び込んでいくのか?先ほどから書いてあるような、大勢も好きだけど、一人で気楽に行くのも好きという理由以外には、意外とへぇと思う理由がありました。

● 友人や恋人と、休みが合わないけど、旅行に行きたくなった
● 行き先がマニアック過ぎて、周囲の人で、一緒に行ってくれるような人がいない
● 人と交流するのが面倒

他にもさまざまな理由で、おひとりさまツアーに参加する方がいるようですが、個人的にも、身近に、かなりアクテイブに、一人で海外に観光旅行する人がいますが、その方の行く国も、かなりマニアックで、ヨルダンだとか、第三世界の国々を旅するのが好きと話す方もいて、戻ってきたときの目の輝きが素敵で、人生の楽しみ方っていろいろなんだなと、学ばせてもらっています。

一般的に、おひとりさまで気楽にツアー旅行するという人の多くは、快適な旅を望んでいると思いますが、その方は、一人で大地に寝られる、星を観ながらぐっすりと眠りにつくツアーなどに参加される、非常にマニアックな女性ですが、明るくて誰にも気軽に話しかける姿を観ていると、そこの部分以外は、いたって普通の人だと感じられるので、個人的にマニアックというよりは、個性的と捉えています。

おひとりさまで観光旅行する女性は、さまざまなタイプがいるかと思いますが、こんな方もいらっしゃいました!ソウルに出かけた人なのですが、海外などへ、一人で旅行することが多く、なんと、現地などで、部屋のグレードアップなどを、もちろんツアー料金はそののまま、変更せずに変えてくれという交渉までするほどの、強者でもあります。

いろんな人がいらっしゃいますが、国内のバスツアーから、おひとりさま海外旅行まで、幅広いコースが揃っている、まさに自分一人で旅がしたいけど、面倒なことはいっさいやりたくないという人にとって、この旅行会社が提供してくれるコースなどは、非常に便利のようです。

このおひとりさま、現在では、日常ではランチを自分一人で、だとか、芝居やJリーグの試合観戦、溫泉にゆっくりと浸かる、さらには、バイク好きの方なら、ソロツーリングを楽しんでいるという情報もあります。

そして、ツアー以外で、そんなところへも、女性一人で行くんだ!と感心した場所は、ディズニーランド、美術館、映画、ハイキング、カラオケなどを、おひとりさまで楽しんでいる人が、かなりいるようです。

最近では、毒女、喪女、鯛女、孤女などというタイプの女性もいて、この中の、喪女という、ネガティブ思考で、自虐的なタイプの女が、一人でバス観光などに参加しているなんて話しもあったりと、意外とこのおひとりさま旅行、隣もしくは、一緒にツアーに参加している他人が、どんな人がまったくわからないといったところも、人気の秘密でもあるといわれているようです。

余談ですが、鯛女は、もてたいという意志を持っている、毒女は独身、孤女は孤独な女性という意味があるそうですが、どんどんより細かい世界観が広がっていて、面白いなと感じてしまいます。

2015年現在、日本で多くの世代の人たちに人気の高い、おひとりさまツアー、このポイントは、団体旅行の気楽さである、申し込んでしまえば、あとは旅行会社が仕切って連れていくれる気軽さと、一人でまわれる気楽さにあるといわれていますが、確かに、自分でチケットをとったり、どこに行こうか計画を練るのは、多くの女性にとっては、面倒でもありますよね。

そんなとき、このおひとりさま旅行のコースが充実している、旅行会社のメニューを見ながら、どこへ行こうかサクッと決められるのは、有り難いシステムでもあるようです。

どちらかというと、面倒なこと、細かいことが苦手な女の人も多いといわれていますから、いろんな意味で、お互いのニーズがマッチした、意外とお得感もあるツアーもあるようですから、興味のある方は、一度の人生です、せっかくですから、自分の感性を試す意味でも、このような一人旅、楽しんでみるのも悪くないのではないでしょうか?

個人的には、放浪グセがあると、家族に指摘されたことがあるほど、一人で街を散歩したり、感性の赴くままに、その路地を右へ曲がってみよう、あそこの道へ入ってみようと、ふらりと歩くことが好きだったので、このおひとりさまの気持ち、感覚的に理解できます。

忙しい日々の中で、ちょっと自分に向き合ってみたいと思うことがあったら、一度は、このおひとりさま、自分一人ツアーなどに参加されると、面白い発見があるのではないでしょうか?

ちなみに、旅行会社のほうも徹底していて、この一人ツアーの申し込み者は、家族や友人での参加はきっぱりとお断りしますという、レターなどが届くほど、厳重にこの決まりを守って、参加者を選んでいるようです。

おひとりさまという言葉を聞くようになってずいぶん経ちますが、女性が一人で、いろんなコースの観光に参加して、人生を愉しむ時代がやってきたようです!せっかくですから、イイトコどりをしながら、挑戦してみてください。




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