歩きスマホの事故対策
働く女性の味方、ブログライターのkomichiです。
今回のテーマは、「歩きスマホの事故対策」です。
目の前から歩いてくる人が、スマホを片手に持ち、画面をひたすら覗きこんで、まったく前を見ない!
そう思っている人が、どうやたら沢山いるようです!
個人的にも、こちらはきちんと前を見ているのに、歩きスマホをしているほうが、まったくこちらを確認しないため、何度かぶつかりそうになった経験を持っています。
これは、本当に危ないだけではなく、事故を起こしやすく、通行の妨げにもなりますから、困った問題でもありますね。
この歩きスマホ、対策などあるのでしょうか?事故が起こった後では遅いですから、日頃から、一人ひとりが、周囲を気にしてスマホを使用することが、一番の対策でもあるのでしょうが、それが出来ていれば、このような記事を書く必要もありません(笑)
この記事では、歩きスマホについて、いろいろと見ていきながら、事故対策についても、こうしたほうがいいなど、ご紹介していきたいと思います。
そもそも、歩きスマホって何?多くの人が行き交う道路や階段など、公共の場で、スマートフォンを使用したり、スマホを操作しながら歩くことです。
これをやっている人、現実に本当に多くいますよね!
別名、ながらスマホとも呼ばれていて、非常に迷惑行為でもあるのです!
2010年には、11件、2011年には、実に、18件もの事故が、駅で発生しているのですが、それは一体どんな事故だったのでしょうか?
歩きスマホをしていた人が、駅のプラっとフォームから、転落したというものです!これらの対策のために、携帯各社は、歩きながらスマホを使用することを、出来る限り控えるようにと呼びかけてはいるのですが、効果はあまりないようです。
これらの対策や啓蒙活動には、一体どんなものがあるのか?
実は、アメリカ合衆国ニュージャージー州、フォートリーでは2012年に、事故対策のために、歩きスマホ規制が成立しています!
これに違反した人は、罰金85ドルの支払いを命じられます。
さすが、アメリカは、対応策などの検討と、実行が速いですね!
全州でやっているわけではありませんが、やはり歩きスマホは、日本だけではなく、世界中でも事故などの問題を、引き起こしているようですね!
では、我が国日本では、歩きスマホ事故対策は、どんなことを行っているのか?
NTTドコモでは、2013年12月5日から、歩きスマホの事故防止対策として、歩きスマホ防止防止機能を提供しています!
これは、歩きながら、スマートフォンのウェブページを観覧しているを人を、センサーが検知して、「危険です。歩きスマホ」と書かれた、警告画面が表示され、なんと!その間は、ウェブ観覧や、操作が出来ないようにするというものです!やりますね!
マスコミでは、NHKと、ACジャパンが、ながらスマホを啓発するコマーシャルを作り、テレビ、そしてインターネットで放映、配信しています!
日本人は、メール機能やSNSを、日常で使うことが多く、歩きスマホをしている、日本人の姿を見た、外国人メディアからは、スマホゾンビと言われているそうです!笑えますね!
確かに、ひたすら画面を見つめながら、まったく周囲に配慮しない、あの歩きスマホをしている人たちの姿は、ゾンビっぽいと言われると、なんだか納得してしまいます。
個人的には、これだけ啓蒙活動が活発化しているのに、未だにいなくならない、歩きスマホをやっている人たちは、正直迷惑でもあります。
こちらが右に避けたのに、スマホ画面に食いついている相手が、同じ方向に歩いてきたりして、一体どっちを歩けばいいのか、非常に困ってしまう経験も、何度もしました!
これらの行為をしたことがある人は、全体の6割もいて、なんと!5人に1人は、事故や怪我をしているというのですから、本人だけではなく、周囲を巻き込む可能性が高いだけに、事故を起こした人は、かなり迷惑でもありますね!
愛知工科大学工学部情報、メディア学科の、小塚一宏教授の研究結果によると、歩きスマホをしている人の視野は、普通に前を向いて歩いている人に比べると、なんと!1/20であり、さらには、対象物を認知するのに、1.5mまで接近しなければ分からないという結果が出ているようです!
これでは、事故が起こるのも仕方がありませんね。
歩きスマホをしている本人が、事故を起こして怪我を負ったりするのなら、自己責任で済みますが、ここ数年で、対策が叫ばれているのは、事故に巻き込まれる人も多くいる現実に対しても、なんとかしなければという思いなどから、多くの啓蒙がされているようですが、私が生活している首都圏で見ていると、あまり効果は高くないのかな?とも思われます。
歩きスマホ、駅に行くと、本当に多くの人がひたすら画面を覗いている姿に、時々個人的にはぞっとします!
先ほど書いた、スマホゾンビではありませんが、みんなが一斉に同じことをやっている姿は、異常にも見えます。
もちろん姿形だけは同じで、見ている内容や中身は、違うのでしょうが、個人的には、変だなぁと思ってしまいますね。
駅などでは、歩きスマホをしていた人が、階段で転倒する事故などが多くあるようですし、なんと、事故だけではなく、ケンカにまで発展して、怪我を負わせたなどの事例も報告されていて、意外と深刻な問題となってもいるようです。
対策として、アメリカのように、罰金制度くらい作ったほうが速いのではと思いますが、取り締まるのも、かなり厄介ですね!
実は、これらの対策は、他にもされているのです。
意外と知らない方も多いかもしれませんので、見ていきます。
2008年の、道交法改正で、自転車に乗ったままスマホを使用することは、禁止されているのです。
2012年4月からは、歩きスマホをしている人に対して、各都道府県が、罰則規定を設けるようにもなっています。
事故や問題が多発している、これらの迷惑行為、愛知県や東京都では、自転車に乗ったまま、スマホなどを使用している人に対して、5万円以下の罰金が科せられています。
多くの識者も、事故が多い歩きスマホの問題点を、非常に厳しく指摘しながら、禁止すべきだと、対策については、厳しい視線を向けてもいます。
筑波大学の徳田克己教授は、スマホや携帯電話の、実態調査を行っているのですが、事故が多発する歩きスマホについて、次のような発言をされています。
「歩く凶器」
個人的にも、これには賛成!と手を上げたい。
そして、歩きスマホをする人が、事故を起こす、巻き添えとなっているのが、お年寄りや妊婦、そして子供だと指摘していて、教授が2007年に調査した時には、70歳以上の高齢者がこれらの事故に遭ったり、衝突しそうになった相手のなんと!47%は、携帯などを使用していた人だった。という結果が出ています!
ここからは、歩きスマホがどれだけ危険か!という、事故の症例などを見ていきながら、個人的には本当にやめていただきたいと言いたい、歩きスマホの危険性について見ていきます!
2014年10月30日に、中日新聞が報じたニュースによると、中学1年生の男子生徒が、なんと!電車が到着する寸前に、歩きスマホをしていて、そのまま駅のホームから、線路に転落するという事故が起こってしまいました!
男子生徒は、ホームの下にあった、隙間に逃げ込めたため無事でしたが、周囲にいた人たちは、本当に驚いたのではないでしょうか?
冷や汗モノですよね!轢かれと思った人もいたと思われますから、精神的にもストレスになります!
東京では、携帯電話を操作しながら、歩いていた男性が気が付かず、踏切に侵入してしまい、死亡する事故も起こってしまいました!
ここからは、面白い対策を講じているところもあるようですから、どんなものがあるのか見ていきます!
大阪府摂津市では、「歩きスマホアカン隊」という試みを実行しているようです。
なかなかユニークな対策を考えたものですね。
これは、市内を走る、ゴミ収集車26台、交通課の公用車2台で、スピーカーから、呼びかけの録音テープを、朝と昼の時間帯に流しています。
内容ですが、「こちらは、摂津市スマホアカン隊です。みなさん、歩きながらの携帯電話の使用は、大変危険です。マナーを守り、歩きながら携帯電話を使用するのはやめましょう」
東京の千代田区では、駅などで、「歩きスマホは危険です」という、名刺サイズのカードを配る活動をしながら、対策を講じているようです。
これらの取り組みなど、多くの方を巻き込んでしまっている日本の現状に、個人的に、マナーという言葉は、この国から消えていったのだろうか?と、遠い目をして考えこんでしまいます。
まさに、自分さえ良ければいいという態度にしか見えませんし、実際に多くの事故が起こっていて、死者まで出ているだけでなく、加害者となった場合、高額な賠償金を支払わなければならなくなる可能性だってあります!
ここで、面白いニュースを発見したので、ご紹介しましょう!
なんと、中国では、歩きスマホをする人たちのための、専用専用道が登場したそうです!
なかなかユニークなことをやってしまう国ですね!
禁止するのではなく、ここでならやっていいよ、だけど自己責任でねというものなのだそうです!
国内でもかなり話題となっただけではなく、観光客も珍しがって、多く集まってきているようです!
2013年、ヤフーが行ったアンケートがあります。
「法律や条例での歩きスマホの規制は必要か?」というものに対して、75%が必要だと思うと回答!
意外と多くの人が、困っているのが現状のようですね。
年々増え続けていると言われる、歩きスマホの事故。
対策に力を注いでいるようですが、結果はなかなか出てこないのが現状のようです!
本当に危険です!事故を起こした後では遅い!歩きスマホの対策、どんどん打ち出していって欲しいと思います!
<ブログライターkomichiからのお願い>
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