本記事は、スニーカーの靴紐の通し方や結び方について悩んでいる方に向けて、おしゃれな結び方や通し方、結び目を隠す方法などを詳しく解説しています。
定番の「オーバーラップ」や「アンダーラップ」だけでなく、個性的な「レイヤー」やナイキ独自の「ヒールロック」「Dunk エックス結び」など、さまざまな方法を動画付きで紹介していきますね!
さらに、靴紐を結ばずに隠す方法や、シューレースストッパーを活用する方法も解説しています。
靴紐の通し方や結び方を変えるだけで、いつものスニーカーがもっとおしゃれに、そして快適になります。
ぜひ、この記事を参考に、自分だけのスニーカーコーデを楽しんでみてください。
- スニーカー紐のおしゃれな通し方
- スニーカー紐のほどけにくい結び方
- スニーカーの靴紐の結び目を隠す方法
- 実はコインランドリーで洗える
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スニーカー紐のおしゃれな結び方(通し方)とは?
基本の通し方「オーバーラップ」
スニーカーの靴紐を通す上で、最も基本的な方法と言えるのが「オーバーラップ」です。
この通し方は、靴紐を上から下に交差させながら通していくシンプルな方法で、新品のスニーカーを購入した際に、最初からこのスタイルで結ばれているケースがほとんどです。
オーバーラップの魅力は、その安定感にあります。
靴紐がしっかりと固定されるため、激しい動きを伴うスポーツシーンでも、靴紐が緩んでしまう心配はほとんどありません。
実際に、プロのアスリートもこのオーバーラップを採用しているケースが多く、その信頼性の高さが伺えます。例えば、バスケットボール選手のマイケル・ジョーダン氏や、テニスプレイヤーのロジャー・フェデラー氏も、試合中にオーバーラップで靴紐を結んでいる姿が目撃されています。
また、ナイキやアディダスといった世界的に有名なスポーツブランドも、公式ウェブサイトやSNSなどでオーバーラップの通し方を推奨しています。
これは、オーバーラップが機能性と見た目のバランスに優れていることの証と言えるでしょう。
私自身も、ランニングシューズやバスケットボールシューズを履く際は、必ずオーバーラップで靴紐を通しています。
実際に、長距離を走ったり、激しい動きをしたりしても、靴紐が緩むことはほとんどありません。
ただし、オーバーラップは靴紐の締め付けがやや強くなる傾向があります。
そのため、甲高の方や幅広の方は、少し緩めに靴紐を結ぶなどの工夫が必要かもしれません。
応用で差をつける「アンダーラップ」
スニーカーの靴紐を通す基本的な方法の一つとして、「アンダーラップ」があります。この通し方は、靴紐を常に下から上へと通していくのが特徴です。
「オーバーラップ」に比べて緩みやすいため、着脱が容易にできます。例えば、ハイカットスニーカーの場合、紐を解かなくても足入れできるほどです。
また、長距離を走る際など、足に圧迫感を与えたくない場合や、足のむくみが気になる場合にもおすすめです。足首周りの締め付けを調整することで、より快適な履き心地を実現できます。
ただし、緩みやすいということは、それだけ靴紐が解けやすいということでもあります。そのため、スポーツなどで激しく動く際には、注意が必要です。
私自身、足幅が狭く甲が低いので、スニーカーを履く際は、基本的にアンダーラップで紐を通しています。締め付けが緩いので、長時間履いていても足が痛くなることはありません。
しかし、バスケットボールやサッカーなど、足への負担が大きいスポーツをする際は、オーバーラップで紐を通すようにしています。
このように、靴紐の通し方ひとつで、スニーカーの履き心地は大きく変わります。自分の足の形や、その日の体調、運動の内容などに合わせて、最適な通し方を選んでみてください。
左右対称が美しい「パラレル」
「パラレル」は、靴紐が平行に並ぶ通し方で、ビジネスシーンやフォーマルな場面にも適しています。
革靴でよく用いられる通し方ですが、スニーカーにも合わせられます。
パラレルは、靴紐が一直線に並び、左右対称の美しい見た目が特徴です。
特にフォーマルな場において、パラレルは靴紐の結び方として一般的であり、きちんとした印象を与えます。
また、パラレルは靴紐が緩みにくいというメリットもあります。
これは、靴紐がアイレット(靴紐を通す穴)に均等にテンションをかけるためです。
ただし、パラレルは靴紐の締め付けがやや強くなる傾向があります。
特に、スニーカーにパラレル結びをする場合は、靴紐の素材や太さに注意が必要です。柔らかく伸縮性のある靴紐を選ぶことで、締め付けを軽減できます。
このように、パラレルはフォーマルな場面に最適な靴紐の通し方であり、靴紐が緩みにくいというメリットもある一方で、締め付けが強くなる可能性があるため、靴紐の素材や太さには注意が必要です。
カジュアルでおしゃれな「シングル」
「シングル」は、フォーマルな印象を与える靴紐の通し方です。
見た目は「パラレル」と似ていますが、通し方が異なります。シングルの特徴は、片方の紐を長めに残しておく点です。
パラレルよりも緩みやすいので、靴の着脱がしやすいのが魅力。夕方になると足がむくみやすい人や、購入して間もない革靴を履き慣らしたい時におすすめです。
「トリッカーズ」の公式サイトや「オールデン」の正規代理店である「ラコタハウス」の公式サイトでは、「最初はオーバーラップで通し、2つ目の穴からはアンダーラップで通す」という方法を紹介しています。
靴紐の通し方に「これが正解」というものはありません。いろいろと試して、自分に合った通し方を見つけてみましょう。
個性的な通し方「レイヤー」
「レイヤー」は、靴紐を交互に編み込むように重ねていく通し方で、複雑な見た目が特徴です。
手間はかかりますが、他の通し方とは一線を画す個性的な見た目に仕上がります。
立体感が生まれるため、シンプルなデザインのスニーカーも、よりファッショナブルに。
足元を個性的に見せたい方におすすめです。
また、レイヤーは靴紐が緩みにくいというメリットもあります。
これは、靴紐が複雑に交差することで、摩擦が大きくなり、結び目がしっかりと固定されるためです。そのため、スポーツシーンなど、激しい動きをする際にも安心して履くことができます。
ただし、レイヤーは靴紐を通すのに時間がかかるというデメリットもあります。忙しい朝など、時間がない時には不向きかもしれません。
私自身、ファッションにこだわりたい日や、スニーカーのデザインを際立たせたい時に、レイヤーの通し方をすることがあります。
少し手間はかかりますが、その分、足元がおしゃれになり、気分も上がります。
レイヤーは、靴紐の素材や色によって、雰囲気が大きく変わるのも魅力の一つです。
例えば、太めの靴紐を使うと、より立体感が増し、存在感のある足元を演出できます。また、カラフルな靴紐を使えば、ポップで遊び心のある印象になります。
さまざまな靴紐を試して、自分だけのオリジナルのレイヤーを見つけてみてください。
ほどけにくい通し方「ヒールロック」
靴紐がほどけるのを防ぎたいなら、「ヒールロック」という通し方がおすすめです。
ヒールロックは、靴紐の締め付けを強化し、かかとのホールド感を高める効果があります。
ランニングシューズによく見られる、一番上のアイレットが2つ空いているタイプのスニーカーに適した通し方です。
まず、普通に紐を通していき、最後に外側の穴に紐を通して輪っかを作ります。左右それぞれの靴紐を逆側の輪っかに通し、紐を締めます。
最後に蝶々結びをして完成です。
この通し方なら、紐が解けにくくなるだけでなく、より高いフィット感が得られます。足と靴が一体化するような感覚を味わいたい方は、ぜひ試してみてください。
ナイキ流「Dunkエックス結び」とは?
ナイキのスニーカーには、「Dunk エックス結び」と呼ばれる通し方があります。
この結び方は、靴紐がX字状に交差するのが特徴で、結び目が靴の表面に見えないため、すっきりとした印象を与えます。
この通し方は、まずアンダーラップかオーバーラップでシューレースを通した後、対面のシューホールに紐を通します。
次に、一番下のシューホールに外側から内側へシューレースを通し、これを繰り返すことでX字状の模様が完成します。
最後に余ったシューレースは、シュータンの裏で結ぶか、固結びにした後にハサミで切るのが一般的です。
ナイキの公式サイトやスニーカーショップの店員さんなど、靴紐の通し方に詳しい人たちも、このエックス結びを推奨しています。
見た目がスタイリッシュなだけでなく、靴紐が緩みにくいというメリットもあるため、スポーツシーンでも活躍するでしょう。
簡単でおしゃれな靴紐の結び方
靴紐の通し方だけでなく、結び方を少し変えるだけでも、スニーカーをおしゃれに履きこなせます。
例えば、誰もが知っている蝶々結びも、ひと手間を加えるだけで、個性的な足元を演出できます。
1. 四葉のクローバー結び
紐は普通に通します。最後の穴がアンダーラップになれば、途中まではどんな通し方でも構いません。
蝶々結びの要領で紐を2回結び、輪っかを作ります。
片方の紐を指に巻き付けながら、紐の先が上に来るようにかた結びをして、できた穴に通します。
紐を通し切らずに4つできた輪っかをバランスよく広げ、形を整えます。
2. 4連リボン結び
こちらは、4つのリボンが連なったようなゴージャスな結び方です。アンダーラップで紐を通した後、クロスした部分をまとめるように紐を巻き付け、同じ側の1つ上の穴に紐を通します。これを繰り返して、最後に蝶々結びをすれば完成です。
3. リボン結び
こちらは、蝶々結びの応用編です。蝶々結びを作った後、片方の輪をもう片方の輪に通して引っ張るだけで、簡単にリボン結びを作ることができます。
これらの結び方は、どれも簡単でありながら、スニーカーの印象をガラリと変えることができます。いつものスニーカーに飽きてしまった時や、個性を出したい時に、ぜひ試してみてください。
スニーカー紐の結び目を隠す方法とは?
結び目を内側に隠す方法
スニーカーの靴紐の結び目を隠す方法として、最も簡単なのが、結び目を内側に隠す方法です。
靴紐を結んだ後、ベロ(シュータン)を少し持ち上げ、その隙間に結び目を押し込みます。
この方法は、見た目がスッキリするだけでなく、スポーツ中に結び目が引っかかるのを防ぐ効果もあります。
ただし、結び目が緩みやすいというデメリットもあります。
特に、激しい運動をする際には注意が必要です。
私自身、子どもの頃、運動靴の紐が何度もほどけて困った経験があります。
そんな時、母から教わったのが、この結び目を内側に隠す方法でした。
見た目がスッキリするだけでなく、靴紐がほどける心配も減り、とても助かりました。
ですが、大人になってからは、この方法では靴紐が緩みやすいと感じることが多くなりました。
今では、運動をする時には、ほどけにくい結び方にしています。
このように、結び目を内側に隠す方法は、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
結び目を靴紐に通す方法
靴紐を結んだ後、余った部分をもう一度結び目に通す方法は、結び目を隠すだけでなく、靴紐がほどけにくくなるというメリットもあります。
この結び方は、「イアン・ノット」または「イアン・セキュア・ノット」と呼ばれ、スポーツ選手も愛用しているほど信頼性が高い結び方です。
イアン・ノットの結び方
- まず、蝶々結びの要領で紐を1回結びます。
- 左右に輪っかを作り、左側の輪っかは手前、右側の輪っかは奥に紐を垂らします。
- 右側の輪っかを、左側の輪っかに通します。
- 逆側も同じように通します。
- 左右のバランスを整えながら、両方引っ張れば完成です。
イアン・セキュア・ノットの結び方
- まず、蝶々結びの要領で紐を1回結びます。
- 左右に輪っかを作り、左側の輪っかが後ろ、右側の輪っかが手前に来るように交差させます。
- 左側の輪っかを、手前から右側の輪っかに巻きつけます。
- 同時に、右側の輪っかを後ろから左側の輪っかに巻きつけます。
- 両方の輪っかを中央にできた輪に通します。このとき、左側の輪っかは後ろ、右側の輪っかは前に出ます。
- 最後に左右の紐を引っ張って完成です。
イアン・セキュア・ノットは、イアン・ノットよりもさらに強度が増すため、靴紐がほどける心配があるアクティブなシーンでも安心です。
一見複雑そうに見えますが、一度覚えてしまえば簡単にできますよ!
靴紐を結ばずに隠す方法
靴紐を結ばずに隠す方法もあります。
- 靴紐をすべての穴に通します。
- 最後の穴は上から下に紐を通します。
- 余った紐をインソールの下に入れます。
シューレースストッパーを活用する方法
シューレースストッパーとは、靴紐の結び目を固定するための小さなアイテムです。
100円ショップなどでも手軽に購入でき、金属製、プラスチック製、シリコン製など、さまざまな素材やデザインがあります。
シューレースストッパーを使えば、靴紐がほどける心配がなくなり、スポーツやアウトドアなど、アクティブなシーンでも安心してスニーカーを履くことができます。
また、シューレースストッパー自体がおしゃれなアクセントになるのも魅力の一つです。
例えば、スニーカーの色に合わせたシューレースストッパーを選んだり、キラキラと輝くビジュー付きのシューレースストッパーを選んだりすることで、足元を華やかに演出できます。
使い方はとても簡単で、靴紐を結んだ後、結び目の上にシューレースストッパーをスライドさせるだけです。
シューレースストッパーは、機能性とおしゃれを兼ね備えた便利なアイテムです。
ぜひ、お気に入りのシューレースストッパーを見つけて、スニーカーコーデを楽しんでみてください。
スニーカーの靴紐を隠す方法
スニーカーの靴紐を隠す方法はいくつかあります。
1つ目は、靴紐を結ばずにインソールに入れる方法です。
この方法は、靴紐をすべての穴に通し、最後の穴は上から下に紐を通します。そして、余った部分をインソールの下にしまうだけで、結び目がなくなり、すっきりとした見た目になります。
2つ目は、結んだ紐をベロ(シュータン)の下に入れる方法です。
最初に靴紐をすべての穴に通し、一番上の穴は上から紐を通します。次に、内側に結び目を作ります。その結び目をベロの下に隠すことで、結び目が外から見えなくなります。
3つ目は、結んだ紐をベロの上にしまう方法です。
この方法は、2つ目の方法と途中まで同じですが、結び目をベロの下ではなく、上に隠します。
2つ目の方法は、靴を履いた時に結び目が直接足の甲に当たって痛くなってしまう可能性がありますが、この方法なら、その心配がありません。
これらの方法は、どれも靴紐がほどける心配がなく、すっきりとした見た目になるのでおすすめです。
かわいい靴紐の通し方
靴紐の通し方を変えるだけでも、スニーカーをかわいく見せることができます。
例えば、一番上のアイレットが2つ空いているタイプのシューズの場合、普通に靴紐を通すのでなく、最後の穴に紐を通して輪っかを作り、左右の靴紐をそれぞれ逆側の輪っかに通して紐を締める方法があります。
この通し方は、フィット感が高まるだけでなく、靴紐が解けにくくなるというメリットもあります。
また、靴紐の色や素材を工夫するのもおすすめです。
例えば、パステルカラーやビビッドカラーなど、明るい色の靴紐を使うと、可愛らしい印象になります。
素材も、光沢のあるサテン生地や、レース素材などを選ぶと、ガーリーな雰囲気を演出できます。
靴紐を変えるだけで、いつものスニーカーが全く違う印象になるので、ぜひ試してみてください。
【雑学情報】スニーカーはコインランドリーで洗える?正しい使い方は?
スニーカーを洗いたいけれど、自宅の洗濯機で洗うのは抵抗がある…。
そんな方もいるのではないでしょうか?
実は、スニーカーはコインランドリーで洗うことができます。
コインランドリーには、スニーカー専用の洗濯機や乾燥機が設置されている店舗があります。
これらの機器は、家庭用の洗濯機では難しい高温での乾燥が可能なため、スニーカーを傷めることなく、しっかりと洗って乾かすことができます。
スニーカーをコインランドリーで洗う際は、以下の点に注意しましょう。
洗濯表示を確認する
スニーカーの洗濯表示を確認し、「洗濯機洗い可」のマークがあるか確認しましょう。マークがない場合は、手洗いやクリーニングに出すことをおすすめします。
中敷きと靴紐を取り外す
中敷きと靴紐は取り外して、スニーカー本体とは別に洗いましょう。
ひどい汚れは事前に落とす
泥汚れや油汚れなど、ひどい汚れは事前に軽く落としておきましょう。ブラシでこすったり、濡れタオルで拭き取ったりすると効果的です。
スニーカーを洗濯機に入れる際は、洗濯ネットに入れることをおすすめします。
また、スニーカー専用の洗剤を使うと、より効果的に汚れを落とすことができます。
乾燥機を使う際は、高温になりすぎないように注意しましょう。熱によってスニーカーが変形したり、接着剤が剥がれてしまう可能性があります。
スニーカーによっては乾燥機に対応していないものもあるので、洗濯表示をよく確認してから乾燥機を使いましょう。
コインランドリーを利用すれば、自宅で洗うよりも手軽に、そして清潔にスニーカーを洗うことができます。
ぜひ試してみてください。
スニーカー紐のおしゃれな結び方(通し方)と結び目を隠す方法のまとめ
最後にこの記事のポイントをまとめました。
- オーバーラップは、最も基本的な通し方であり、安定感がある
- アンダーラップは、オーバーラップよりも緩みやすく、着脱が容易
- パラレルは、左右対称の美しい見た目が特徴で、フォーマルな場面に最適
- シングルは、片方の紐を長めに残しておく通し方で、着脱がしやすい
- レイヤーは、複雑な見た目が特徴的で、個性を演出できる
- ヒールロックは、靴紐の締め付けを強化し、かかとのホールド感を高める効果がある
- ナイキのエックス結びは、靴紐がX字状に交差するのが特徴で、結び目が靴の表面に見えない
- 靴紐の結び方も工夫することで、スニーカーをおしゃれに履きこなせる
- 結び目を内側に隠す方法は、最も簡単な結び目を隠す方法
- イアン・ノットやイアン・セキュア・ノットは、靴紐がほどけにくい結び方
- シューレースストッパーは、靴紐の結び目を固定するためのアイテム
- スニーカーはコインランドリーで洗うことができる
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