女性が転職する理由
働く女性の味方、ブログライターのkomichiです。
今回のテーマは、「女性が転職する理由について」です。
2014年も、残り僅かとなってしまいましたね。来年の話をすると、鬼が笑うなんて言葉もある日本ですが、なんでも、2015年は、AKB48は結成されてから10周年なんだとか!メンバーも、どんどん入れ替わってきたこのアイドルグループのように、転職をしようと考えている女性も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
とらばーゆがまとめた、女性が転職する理由ランキングを見ると、20代と30代では、微妙に転職したいと考える理由が違うようです。
ですが、両方に共通するものは、やはり給与や昇級などの待遇面に不満を持っていることが、転職したい、大きな理由の一つとなっているようです。女性にとっては、人生の中で、本人が望む望まないに関わらず、仕事を転職しなければならない場面も、案外多くあることは、沢山の女性が経験者として、よくご理解されていることでもあるのではないでしょうか?思いがけず、妊娠してしまったとか、結婚という大きな変化がやってきたり、個人的な経験ですが、親がいきなり病気になって、看病するために転職どころか、退職せざるえない状況に陥ったりなど、人生には何が起こるか分からないという、ワクワクドキドキするような、意外な展開も待っているものです。女性が転職するのは、私のような止む終えない事情ばかりではなく、スキルアップのためだったり、他のやりたい仕事があったり見つかったり、今いる業種の将来に、不安を感じていたり、さらには、職場の人間関係の不満や、契約満期になったという理由などもあるようです。
どうしても、多くの人と関わる場所である職場ですから、人間関係に対する不満も出やすいですよね。
これらが大きなストレスとなり、うつ病になってしまう人も、増えてしまった現代では、転職する理由として、この人間関係についての悩みや、不満が多くあげられているのですが、こればかりは、理由として分かりすぎるほど、日常に転がっているものですから、仕事や環境を変えて、楽に生きたいと願う人がいても、なんら不思議ではありません。不況だと言われ、お給料はまったく上がらないのに、仕事量だけがどんどん増えていき、年齢も重ねていく中で、若い頃のように無理のきかくなくなった体を、酷使することにも疲れたという声も聞かれ、仕事だけではなく、結婚や出産のタイムリミットも、女性にとっては気になるところでもあります。男性のように、がむしゃらに仕事を頑張り、ある程度まで地位が上がっていき、その後40歳位で、自分よりも若い女性と結婚出来るというメリットも、実は女性にとってはありませんから、色んな意味で、女性が仕事をしていくことは、大変なものでもありますよね。
なんでも、25歳から35歳までの女性が転職をしたくなる、圧倒的な理由の一つは、休日の待遇や、勤務時間でもあるそうです!現在、転職先を探している人は、給与アップが狙いの人が多く、仕事を変えていきたい理由は、やはりこの2つのポイントに絞られるようです。時間とお金、プライベートを充実させたいと考えるのは、女性のほうが多いようです。これまでの日本社会は、圧倒的に、男性優位社会であり、24時間働けますか?などという、正直「あり得ない」と思うような考えが、当たり前のようにまかり通っていたものですが、女性の本音としては、仕事だけで人生終わりたくない、そんな生き方は嫌というのが、正直な意見でもあるようです。仕事だけにのめり込んでいけば良かった、一昔前の生き方は、すでに終わりを告げていると個人的には思うのですが、まだまだ頭の堅い多くの男性達がいる社会で仕事をしていくのは、やはり女性にとっても、体力差でも無理がかかります。
転職したくなる理由の一つ、休日の待遇や勤務時間というのは、非常に納得できてしまうのは、私が女性でもあるからでしょう。個人的経験ですが、転職をしようと思ったのではなく、親の看護のために、どうしても退職せざる得ない状況だった私もまた、その後転職した先を、さらに辞めていった理由は、この休日や勤務時間などについての、大きな疑問が自分の中にあったからでもありました。親世代の生き方が、どうしても受け入れられず、もっと違った生き方、仕事のやり方などがあるのでは?と、模索して行く中で、大きな転機を経験し、時間にも、お金にも縛られない人生はないのだろうか?と、日々必死に情報収集をしながら、人生を切り開いてきた経験から、女性が転職する理由は、新しい時代を切り開く、大きなキーワードとなるのでは?と思っています。仕事一筋で良かった時代から、個人的な楽しみや喜びも味わいながら、人生をより楽しみたいという、女性特有の意識が広がっていく時代へと突入たのでは?そもそも、女性は非常に忙しい存在でもありますよね。
男性なら、朝起きて、顔を洗って5分で出勤なんて荒業も出来るでしょうが、仕事を持つ女性は、まず身だしなみを整えるという準備がありますから、ここからすでに、スタートで出遅れてしまいます。さらに、就業中も、時々身だしなみチェックをしたり、作業をしながらも、女性らしい立ち振舞も大事となりますから、様々なところに意識を広げて生きている分、疲れることも多いものです。これで、結婚したら、今度は家事が加わり、妊娠すれば、子育ての責任ものしかかってきます。いくら、男性も家事を手伝う時代になったと言っても、やはり、女性の負担はまだまだ大きく、仕事を続けたいのに、転職しなけばならないような状況に、いつなるかも分からず、本当に悩ましいことが人生に多く出てきますから、いろんな理由で人生転換を迫られる場面もあり、気が置けないものでもありますよね。そして、企業側も、働く女性に対して、次のような期待をしていると言いますから、さらに重圧はぐぐっとのしかかってきます。
「会社に寄りかかる人ではなく、自ら会社に貢献できる人」。自立して生きていくことは、なかなか容易ではないなと、ため息をつきたくなりますね。女性が転職をしたいと考える時に、それが甘えからなのか?自分の人生を真剣に考えた時に、どうしても諦められない夢や思いがあるなど、譲れないものがあるのなら、それは自己責任において、きっちりと守って行くことも大事だと、個人的に、様々なことを切り抜けてきた私はそう思います。仕事だけしていればいい世代が押し付けてくる考え方に、違和感を感じるのなら、それはあなたにとって、チャンスでもある!結婚や出産も諦めたくないけれど、会社に縛られて生きるのも嫌、こういう独立心がある人なら、転職先は、自分で作っていくというスタイルも、視野に入れて考えてもいいのかもしれません。
人生って長いようで、意外とあっという間です。理由があって、今の仕事から転職したいと考えているのなら、その思い、大事にしてあげるという姿勢も必要な時代となったのでは?と、個人的にも思います。そして、世の中では、転職の限界は、35歳前後と言われているそうです。これは、男女共合わせてということのようですが、やはりここでも女性という理由があるのは、非常に足かせにもなりますね。この年令ですと、出産などのタイムリミットも迫っています。将来をシュミレーションしながら、こんなふうに生きようと、プランを立てている人もいるかもしれませんが、今後の世の中、これまでと同じような世界が広がっている保証は、実はどこにもないってご存じですか?ITの広がりは、今後20年間で、現在の仕事の半分以上をなくしてしまうほどの力を持っていると言われていて、イギリスのオックスフォード大学の出したレポート「将来の雇用」にも、今後アメリカでは47%の雇用がなくなるとも言われているのです!
単純で、情報量が多く、正確にやればいい仕事は、器械が代わりにやってくれるようになるため、人間の仕事は、もっと創造的なものに変化するとも言われています。
親世代が、当たり前のようにやっていた生き方が、根底から覆されるような世界が、すでに水面下で動いているのです。女性の転職理由は、これからの時代の象徴とも言える、女性ならではの感性が詰まったものでもあると思いますので、もっともっと、多様な働き方が出来る社会が生まれてきていることに気付き、もっと転職先の幅を広げたり、物事を柔軟に考えて、女性にしか出来ない生き方などを、どんどんやっていく人が増えるといいなと、個人的に思います。
転職する理由は、人それぞれでもあるかと思います。働く女性が増えた現代、IT化も進み、色んな意味で、女性にとって働きやすい社会が生まれている可能性に、個人的には大きな期待を持っています!
<ブログライターkomichiからのお願い>
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