自力でもできる「対人恐怖症」の克服方法とは?

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対人恐怖症の克服方法について

ブログライターkomichiです。

今日のテーマは、「自力でもできる対人恐怖症の克服方法とは?」です。

現代社会では、様々な精神疾患などの問題が浮き彫りとなっていますが、今回の記事では、対人恐怖症について取り上げていきたいと思います。

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対人恐怖症とは?

対人恐怖症は直せるのか?

普通の人でも、多くの人の前にでなければならないときや、人前で恐怖を感じることもあると思いますが、対人恐怖症は、これらの感じ方がひどい状態で、体が震えたり日常生活も落ち着いて過ごせないほど異常な反応を出してしまいます。

性格的なものが深く関係していると考えられていて、もともと怖がりで恐怖心を持ちやすい、細かいことにこだわるような神経質な人に多いのが対人恐怖症であるといわれています。

小さな頃から、人見知りが激しかったり、母親と離れることを極端に嫌がるような分離不安を示す子供だった人がなりやすく、他には、子供時代に多くの人の前で叱られたとか、友人が叱られているのを見て怖くなった、なにかの発表をするときに、声が震えた経験を持ってしまい、それ以来人前にでて喋るのが怖くなったといった経験や育った環境が関係している場合もあるといわれています。

対人恐怖症はあがり症とも呼ばれていて、神経症の一種です。

思春期によく見られる症状であると言われていて、克服方法もいろいろとあるようですが、軽いものなら自然に治っていく人もいるようです。

ただ、社会生活に支障が出るほど対人恐怖症がひどくなってしまうと、神経症の治療が必要となるといわれていますから、あまり軽視出来ない症状であるといえるようです。

そして、対人恐怖症が慢性化してしまうと、パニック障害、引きこもり、社交不安障害などを発症してしまう場合があり、克服するのも大変となってしまうため、治療も困難になる可能性もあります。

日本人は恥の文化を持っているため、世界中と比べても、対人恐怖症になる人が群を抜いて多いと言われていて、文化依存症候群と言われています。

文化依存症候群とは、ある地域や民族、文化環境に発生しやすい精神疾患で、次のようなものがみられるものだと考えられています。

● マレーシアのアモック・・・男性に多いもので、屈辱や悲しみを経験したことがきっかけで物思いにふけったような様子を見せたり、引きこもったているとおもっていたら、いきなり武器を持って外に出て無差別に殺傷をしてしまうのですが、正気に戻った本人はその時の記憶を全部なくしている
● ジャワ島ラタ・・・成人女性に見られる状態で、周囲の言動をまねたり、与えられた指示に服従して本人もコントロール出来ない状態になり、重い無気力状態になる
● シベリアグリーンランドエスキモーのピブロクト・・・周囲への極端すぎるほどの無関心、激しいヒステリー、そして落ち込みですが、動物に似た鳴き声を出すのが特徴

北米、西欧に多いと言われる拒食症など、他には日本の対人恐怖症もこの中に入っています。

この症状は、女性に多く現れるといわれていて、男性の2倍もいるといわれていますが、多くは10代後半~20代前半で体験する人が大半だといわれています。

病院に行くほどひどい状態になる時期は20~30代だといわれていて、就職したり、親元を離れるなどの環境の変化も原因になっているという指摘もあるようですが、人によって不安に対する恐怖の対象などはさまざまなので、病院に行くと、「気の持ちようだ」などと言われることもあり、本人は非常に苦痛を感じているのだけれど、性格の問題だといわれてしまうこともあります。

対人恐怖症は別名社会不安障害とも呼ばれていて、なんと!日本では10人に1、2人がかかっているといわれるほど密かに蔓延している症状だといわれているのです!

この症状を抱えている本人にとってはとても大変な状態なのですが、周囲に理解されにくく日常生活にも支障がでるため、とても大変な状態なのです。

主な症状は次のようなものになります

● 自分の表情が気になってしまう表情恐怖症
● 顔が赤くなってしまう赤面症
● 人前で字を書くときに震える書痙(しょけい)
● レストランなどで落ち着いて食事が出来ない会食恐怖症
● 自分の言葉が人を傷つけるのではと思う失語恐怖症
● 他人の視線が気になる他社視線恐怖症
● 人前でどもる吃音症
● 人前で汗が異常に出る多汗症
● つばを飲み込む音が人前にで気になる唾恐怖
● 自分の顔や体が醜いと思いこむ醜形恐怖症
● 自分が犯人だと思われているのではと思い込む嫌疑恐怖症
● 自分は会話が下手だと思い込む雑談恐怖症
● 他人の前で自然に笑えない笑顔恐怖症

これらの症状が出てくるため、非常に日常生活でやっかいなことが起きるので、対人恐怖症の症状を抱えている人にとっては、生きにくい状態になっています。

対人恐怖症になる原因

対人恐怖症になりやすい人
次のような性格を持っている人が対人恐怖症になりやすいと考えられていますので、ご参考にされてください。

● 性格がかなり真面目なタイプ  ● 感受性が強いタイプでくよくよしやすい人 ● 自意識が強くて人に気を使う
● がんこで完璧主義な面がある  ● 慎重で内気な性格            ● 怖がり
● 幼少時代から人見知りが激しかった
● 周囲におならが漏れているのではと感じるおなら恐怖
● 朝礼などで前に立つ時や発表しなければならない状況になっったときに手足が震える
● 職場でお茶などを出すときに手が震えるなどの振戦恐怖

対人恐怖症になる原因は、脳のメカニズムで考えると、脳内物質のセロトニンやドーパミンが不安に関わっているため関係しているのではないかと考えられていますが、はっきりとしたことは現在も解明されていません。

すでに書いていますが、幼少時代から人見知りが激しかったり、母親と分離する不安を強く感じている人に多いといわれています。

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他には潔癖症であるとか、親が非社交性だったとか、本人の中でトラウマになるような対人関係での失敗、いじめや家庭環境など、就職、結婚などの環境の変化なども原因の一つとなっているといわれています。

対人恐怖症になる原因などは、複数のことが関連していると考えられますから、いわゆる性格や性質の問題だけではないと考えられていますが、本人の考え方や、脳の働き、さらには日常の習慣から、本人が持っている感覚、潜在意識なども深く関係しているのではないかと考えられています。

では、脳の働きからみて、対人恐怖症はどんなことが関わって発症しているのかを理解していきましょう!

不安症や対人恐怖症などは脳にある扁桃体という部分が深く関わっていると考えられているのですが、理由はここが人間の本能を司っていて、不安や恐怖を感じるところだからです。

医学的な観点から、対人恐怖症が体に出す症状などを見ていくと、この扁桃体が恐怖を感じ、自律神経の中枢機能のある脳幹を刺激することで、体に緊張や震え、発汗などが出ると考えられているのです。

扁桃体は、主に2つのルートから、情報を受け取るといわれていて、一つは経験したままを受け取る、もう一つは前頭葉を介するルートです。

扁桃体がダイレクトに情報を受け取る場合、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質のバランスが整っていれば、問題なく処理されるのですが、対人恐怖症などの症状を持っている人は、このバランスが崩れていると考えられていて、ダイレクトに伝わる情報が緩和されないことで扁桃体に刺激が起こり、恐怖心や不安が出てくるといわれています。

前頭葉が関わっている場合、ここが正常なら異変は起こりませんが、日常で対人ストレスなどがあると、この前頭葉がダメージを受けてしまうので、対人恐怖症の特徴である認知の歪みなどが、不安や恐怖を煽る情報を受け取ってしまい、身体症状などを引き起こしてしまうと考えられています。

では、潜在意識が関わって対人恐怖症になる原因は一体どんなものがあるのか?

潜在意識とは、御存知の通り、無意識というものですが、人間はこれと顕在意識を持っていて、その比率は顕在意識1:潜在意識9となっているのです。

ということは、人間はほとんどが無意識に生きているということになるのですが、対人恐怖症は、この無意識の領域で維持され悪化していくと考えられています!

近年密かに流行した催眠療法などは、この無意識に働きかけて治療を行うというものです。

ただ、長い間をかけて対人恐怖症を発症した人は、潜在意識にはたらきかけてすぐに結果が出るかというと、同じ時間はかかると考えられていて、治療するためには他の手段を使うほうが効果的であるとも言われていますが、その方法のひとつが、カウンセリングになるようです。

もともと、日本人は対人恐怖症になりやすい、不安や恐怖を感じやすい、セトロニントランスポーターの遺伝子を持っているといわれていて、他国の人たちよりも、対人恐怖症になりやすい傾向が強いと指摘されています。

セロトニントランスポーターとは、セロトニンの量を調整しているたんぱくで、神経細胞から出てしまったセロトニンを再度細胞内に取り込む役割をしています。

セロトニントランスポーター遺伝子は、長さによってS型とL型の2種類あり、Sが多ければ多いほど内向的な性格になり、Lが多いと社交的で活動的な性格になるといわれています。

S型を持っていると、セロトニンを取り込む機能が低くなるため、どうしても不安を強く感じやすくなるのですが、アジア人はL型の人が少なく、S型が多いといわれていて、その中でも圧倒的に日本人はS型を多く持っているといわれています。

だからといって、すべての日本人が対人恐怖症になるわけではありませんから、遺伝でこれらの不安や恐怖心を感じる割合は3分の1だといわれていて、残り3分の2は、外的な要素で決まると考えられていますから、育った環境や、失敗した経験などのトラウマなどが原因となって、対人恐怖症を発症するということになるようです。

なんでも「さんタク」という番組で、木村拓哉とさんまが遺伝子検査を受けるという企画があって、結果は、意外なことに、あの明るくいつも笑っているさんまは、SS型、キムタクはSL型で、さんまは最も不安を感じやすい遺伝子を持っていることが判明しました!

キムタクは、日本人あまりいない型で、3割ほどしかいない物おじしない性格を遺伝的に持っていると判明したようです。

これらの事実から、さんまのあの明るい性格やマシンガントークなどは、後天的に作られていったものであることが分かります。

ということは、遺伝だからと諦める必要はないと考えられますし、たとえ後天的に環境や育てられ方で対人恐怖症になってしまったとしても、克服することは可能であるといえるのです。

そして、対人恐怖症は特別な症状ではなく、周囲の異性にどう思われるか、友人や他人にどう見られているのかが気になる思春期には、誰でも一時的になるものであるともいわれています。

他の原因に、心の奥に潜む怒りが原因となっている場合もあり、これはこの自然に出てくる怒りを表現することが出来ない環境で育ったことで、発散されずに心の奥底に残った怒りが蓄積していき、これが攻撃的な怒りへと変化してしまい、本来は自分が持っているその怒りを他人に投影して、他者が自分に対して攻撃的になっていると感じてしまうことで、対人恐怖症を引き起こしてしまう場合もあるようです。

怒っている人は実は、とても深く悲しんでいる人でもあるのですが、怒り自体は実は二次感情で、その前の一次感情に、悲しみや寂しさが隠れているといわれていて、怒っている人は悲しんでいて寂しい思いを心の奥底に秘めているのです。

対人恐怖症の症状の中には自意識過剰というものがあり、これになる原因はそれぞれ違いますが、過去に自分らしく成長することを許されない環境などで育ったことなどが原因となっている場合もあるようです。

このような経験をしながら成長したため、これ以上傷つきたくないという防衛本能が働いて、他人からどう思われるのかを過剰に気にするようになると考えられています。

自力でもできる対人恐怖症の克服方法とは?

>対人恐怖症を克服しよう
現代では、精神科や心療内科に行くと、対人恐怖症は社会不安障害や社交不安症と診断されて、薬による治療をするのが一般的です。

そして、この薬物治療は、一般的には根本治療にならないと指摘されてもいるようです!

現在対人恐怖症を克服された経験を持っている方の話によると、安定剤を飲んだのですが、全く効果はなかったため、もっと根本治療が必要だったと語っています。

他にはこの症状を克服する方法は一体どんなものがあるのか?

やってはいけない克服方法に、不安を抑えようとすることがあげられます、こんなことをやっても、対人恐怖症を克服ことにつながらないどころか、ますます悪化させてしまうので、無駄な方法です。

不安とは、潜在意識からのシグナルであると言われていますから、これを真っ向から否定して不安を抑えこんでも、その努力や方法が報われることはないといわれています。

そもそも、心の奥に押さえ込んだ怒り、その奥にさらに秘められた悲しみや寂しさが原因でもあるので、まずはこの自分の気持ちに気づくことが大事なポイントになります。

育った環境で、攻撃されたり虐待を受けた経験を持っているのに、そうされたと認識できておらず、それが原因となって、対人恐怖症を発症している人は、まずは自分はそのような状態にあった事実から目をそらさず、そうされていたのだと理解することが大事なポイントになり、理解することは癒やしに繋がるため、非常に重要となると考えられます。

そして、このような気付きや理解が深まっていき、傷が癒やされていくと、今度は逆に自分を攻撃していた人は、攻撃したのではなく悲しんでいたことに気付かされるのです。

こうやって気づきが進んでいけば、本人の中にある様々な感情が開放されていき、攻撃していた人は深い悲しみを表現していたのだと理解がまたさらに深まり、対人恐怖症で不安や恐怖を感じている自分は異常なんだという思い込みも、マイナスなことは結局はプラスに繋がっているのだと思えるようになり、さらに気持ちが軽くなっていきます。

無理にプラス思考にしようとするのも不自然ですし、あまり効果的ではないので、どちらかというと徹底的に自分の負の感情と向き合っていくというやり方のほうがお勧めであるといえます。

向き合うことで、様々な感情が湧き上がってきますが、そこから目そらさず、感じきっていくと、どんどん抜けていき、結局は抑えこむよりも早く、多くの症状からぬけ出すことが出来るようになるのです。

そうやって自分の本音に向き合い、ずっと抑えこんでわからなくなっていた自分がどうしたいのか?なにをしたいのか?という感覚が取り戻されていく中で、他人と関わる場合は、徹底的に本音主義で話をするようにします。

本気で克服したいと考えているのなら、人に嫌われてもいいと思い、人にこびたりせず、自分が思うほど他人は自分を見ていないということに気づき、それまで他人中心だった考え方を、自分中心にする方法で、自信を取り戻していき、不安がどんどん消えていくようになります。

対人恐怖症を克服する方法は、どうしても他人の顔色を伺いながら行動してきた自分のその生き方を、まずは逆に変えていく練習を続ける事が重要なポイントになります。

そう、克服方法は、あなたの思う通りに言動する、自分中心に生きていくということです!

対人恐怖症の人は、自己評価が低く、自分で自分の価値を下げてしまいがちな考え方をしてしまうため、どうしても苦しくなります。

克服する方法は、やはり自分の存在価値をあげていくことで、そのためには自分中心で言動するようにしていきながら、最終的には、自分に自信が持てるようになって楽になると、周囲とうまくコミュニケーションが取れる心の余裕が生まれてきますから、気がつけば周囲の人たちと上手に関わっていけるようになるのです。

個人的にも精神疾患を経験し、克服したことがありますから、方法といっても、やはりまずは自分の本音に気づき、他人中心の生き方から、自分中心の言動へと変えていく勇気を持ちながら、自分を楽にしていくことで、気持ちに余裕を持たせられるようにしていくことが、とても重要であると思います。

専門家もいますから、自分1人で克服する方法を模索するのもいいでしょうが、プロの力を借りてみるのも悪く無いと思います。

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決して自分を責めず、自分だけは味方なんだと、はっきりと理解を示してあげることも大事ですし、理解が進み、様々な感情や思いなどが開放されていくと自然と周囲の人たちとの関係も変化していきますから、焦らず、一向に変化が見えないと思われるときも、諦めることなく、自分の心の声に耳を傾けて、それを信じて実行し続けていってください。

というわけで今回のテーマは、「自力でもできる「対人恐怖症」の克服方法とは?」でした。

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