子供の頃からの吃音症(どもり)の原因と治し方は?

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子供の頃からの吃音症(どもり)の原因と治し方は?

ブログライターkomichiです。

今回のテーマは、「子供の頃からの吃音症(どもり)の原因と治し方は?」です。

子供の頃から吃音症で、どもりがあるという方へ、今回の記事では、その原因と治し方について情報をまとめていきます!

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吃音症(どもり)とは?

吃音症に悩む女性

吃音症は、どもりとも言いますが、一体どんなものなのか改めて理解を深めていきたいと思います。

年齢の離れた家族が、強度ではありませんが、子供の頃にどもりがちで、吃音症のような症状を出していたことを思い出しますが、これは簡単に説明すれば、言葉がうまく出てこない、円滑に話せない疾病&障害になります。

吃音症は、近年話題となり有名になっていった発達障害の一つとして扱われていて、話し言葉がスムーズに出ない、一般的にどもるという話し方をする状態のことです。

子供の頃から吃音症がある人が多く、なんでも人口の1%ほどどもりがちな話し方をする人がいると言われています。

一言で吃音症といっても、人によって重度の人や軽度の人がいて、流暢性障害とも呼ばれているのです!

多くの人は2~5歳の子供のときに吃音症の症状が出始め、その中でまれに思春期頃になると、どもりが目立ってしまう人がいます。

そして、この症状が出てきた人の中で半分は、学童期、そして大人になるまでの間に消えてしまうと言われています。

子供の頃から症状が出ていた人の残り半分は、大人になっても吃音症が残ってしまいます。

どもりと吃音症は同じ意味で使われていますが、どうしてもどもりという言葉には差別的な意味が感じられるので、吃音という言葉が広く使われるようになっているのです。

そして、吃音症には種類があります。

● 発達性吃音
● 獲得性吃音

90%は、子供(幼年期)に発症する発達性吃音になり、残りが獲得性吃音になります。

すでに書いたように、子供の頃に発症する発達性吃音は2~5歳頃に症状が現れ始め、獲得性吃音は、強いストレスやトラウマなどで出てくるタイプと、脳や中枢神経系を損傷したことが原因となって出てくるタイプがあり、どちらであろうとも、どもり&吃音症の症状が現れ始めるのは10代後半頃になります。

男女比で見ると、4:1ですから圧倒的に男性に多いのです!

発達性吃音は、軽い繰り返しから始まります。

例えば、「あ、あ、あのね」、そして、コチラのタイプはうまく話せる時期もあり、症状が出るのに波があるといわれています。

喋り方には次の特徴があります。

● 伸発型
● 無声型
● 随伴行動

伸発型は「おーーーはよう」というように、最初を伸ばす喋り方になります。

無声型は、「・・・・おはよう」といった感じで、話そうとしても言葉が出てこない状態です。

ちなみに弟は最初の言葉を一つ言うと、その後の言葉が詰まってしまってなかなか出てこない状態でした。

どもりで塞ぎこむ子供

本人もどもりがあることが理解できていたので、周囲と話をしようとしたときに、うまく言葉が出てこないもどかしさだけでなく、まだ子供でしたから、恥ずかしいという感情が先に出てきて、さらに言葉に詰まるという悪循環となっていましたが、自然に治っていきました。

側で見ていて感受性が豊かな子供だったので、話したいこと、伝えたい事が沢山あってどれからどう伝えればいいのかと体中に言葉が溢れている状態に個人的には見えていて、ああ、この子は、必死に自分が感じているものを表現したいんだ、だけど情報量が多すぎてうまく処理できていないんだなと感じました。

吃音症の随伴行動とは、二次的行動として、目をぱちぱちさせるとか、貧乏ゆすりをしながら足を動かす、手を振って勢いを付けて話すなどの行動が見られることをこう呼びます。

そして、一般的には、子供の吃音症などは、次の5段階に分けられているのです。

● 第一段階・・・難発・・・吃音発生時
● 第二段階・・・連発・・・本人にあまり自覚がない
● 第三段階・・・連発・伸発・・・吃音を本人が気にし始め、御頭を伸ばすようになる
● 第四段階・・・難発・・・吃音症だと強く自覚し始める時期です・・・伸発の時間が長くなり、時々随伴行動が出てきます
● 第五段階・・・吃音症であることが頭から離れなくなり、それを非常に気にしてしまい、難発⇒連発⇒連発+伸発⇒連発+伸発+難発となっていき、新しい要素が加わって移行していく

子供は吃音症が原因でいじめやあざ笑いを受ける経験をする場合があります。

気にしてしまい、自殺をする人もいたり、そこまでいかなくても、吃音症が原因のうつ病や社会恐怖、対人恐怖症、さらには引きこもりになる場合もあります。

そして、子供の頃に発症しやすい吃音症、どもりを経験することで、そんな自分を他人はどう思っているのかと心配したり恐怖を感じたり、またどもるのではという心配が頭をよぎってしまいます。

こうなると、人との会話を避けようとしたり、自己嫌悪に陥ったりする場合もあるのです。

一般的に知られている発達障害の症状である、アスペルガー症やADHD、自閉症や広汎性発達障害、高機能自閉症、学習障害などの症状と吃音症が合併する場合もあります。

吃音症の芸能人は?

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ここからは、芸能人で吃音症などに悩んだ経験を持っている人たちは、一体どんな方がいるのか見ていきます。

フリーアナウンサーの小倉智昭は、子供時代から吃音症がひどく、周囲からこの特徴をからかわれたことがきっかけで、見返してやろうとアナウンサーを目指したそうです!

吃音症を告白した小倉智昭

この方は現在も吃音症で、克服は出来なかったようですが、自ら「吃音キャスター」と名乗って活躍をしています!

いつもスムーズに番組進行をしていた姿を見てきたので、まさか吃音症に悩まされているとは思ってもみませんでしたが、それでもあえてアナウンサーにチャレンジしたその勇気には、心から拍手を贈りたいと思います。

いつも明るい笑顔でテレビに登場している南明奈も、子供の頃に吃音症で悩んだ経験を持っています。

彼女の場合はどうやら症状も軽かったようで、現在は克服されているんだとか!

女優の釈由美子も、子供の頃に吃音症に悩まされたようですが、南明奈と同じで軽症だったので克服されています。

他にも女優の秋野暢子、木の実ナナなどが、明るい様子とは裏腹に、この症状で悩んだ経験を持っています。

ハリウッド俳優達の中にも、どもりと日本語では呼ばれている吃音症で悩まされた経験を持っている人たちがいます。

アクションスターとして大ブレイクをしたブルース・ウイルスや、プリティ・ウーマンという大ヒット映画の主演を務めたジュリア・ロバーツは、子供時代にどもりで悩み、その後治すことに成功しています。

さらに、渋い演技が魅力的なサミュエル・L・ジャクソンは、現在でも治す事ができていません。

マリリン・モンローや、エミリー・ブラントも吃音症で悩んだ経験を持っています。

ニコール・キッドマンも、子供の頃にどもりで、周囲から落ち着いて、話す内容を頭でまとめるようにアドバイスを受けていたそうです!

芸能人ではありませんが、非常に有名な人物で、どもりを克服した方がいますので、そちらもご紹介していきます!

あの、人気の高かった政治家の田中角栄氏も、同じ症状で悩んだ経験があります。

意外なところでは、まさかこの人が?

と、驚くような方もいます、なんと平野レミです。

ええ?

早口であんなに喋っているのに?

と、驚きますが、実は吃音症に悩んだといいます。

平野レミも吃音症に悩んだ!

噺家の中にも、どもりだった方がいます。

三遊亭円歌は、元々は鉄道マンだったのですが、吃音症を治すために噺家に転身したそうです。

そして、桂ざこばもどもりだったのです。

桂文福は、師匠から勧められて、吃音症やなまりを、そのまま出した喋りをするように言われ、新作の落語に取り組むことで、仕事に活かしたようです!

ミュージシャンのスキャットマン・ジョンも、世界中で大人気になったのですが、これは子供の頃からの吃音症を活かして、世界で唯一の音楽ジャンル「テクノスキャット」を生み出したのです。

他には、女芸人のイモトアヤコや、女性に大人気の俳優の綾野剛なども吃音症だと言われていますが、この二人はそれを個性にしている面がどうやらあり、これが成功している秘訣ではと言われています。

え、あの人がと驚くような方が子供の頃に、どもりの吃音症を経験していたようです。

第83回アカデミー賞で4部門を受賞した映画「英国王のスピーチ」では、吃音症に悩んでいる英国王ジョージ6世の話を描いていますが、これを見ると、どもる人の大変さなどがよく理解出来るのではないでしょうか?

子供の頃からの吃音症(どもり)の原因と治し方は?

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ここからは、それではこの吃音症の原因とは一体どんなものがあり、治し方はどうすればいいのかをご紹介していきます!

まずは原因です!

● 脳機能に問題がある(聴覚野の活動が低い、活動する箇所が違う)
● ストレス
● 環境の問題
● 遺伝
● 原因不明

一般的に原因となっているのは、脳が声帯に間違った司令を送ってしまうことで、開かなければならない声帯が逆に閉じてしまうことや、てんかんや右脳が正常に機能しない聴覚機能不全であること、麻痺性発声障害、さらに発語運動に関する脳内の神経回路のどの部分が機能不全を起こしても、吃音症が発症し、どもりになってしまいます。

吃音症の人の脳をMRIで調べると、右側の脳が過活発になっていて、脳の左右の言語に関わる運動能野などの機能分化が進んでいないので、舌の動きなどに関係する運動野の部位で、協調性が低下しています。

そして、言語運動の始まりや抑制に関係している脳の部位の活動が明瞭ではなく、非吃音者とは異なる働きをしていることが分かっています。

これまでの研究で、原因は吃音症の人の脳の中にはドーパミンが過剰になっていることが分かっています。

これらの原因の解明から、どもりになってしまう状態は症状で、性質、そして種類は単一ではなく、いろいろなタイプがあることが分かってきています。

ですが、原因不明のものも多く、他には成長プロセスで環境が関係して発症するケース、両親が非常に厳しく育てたことがストレスとなって出てくるタイプなどもあります。

遺伝という説はないとされる説もありますが、吃音症で来院する人の多くは近親者に同じどもりの人がいると言われていますので、遺伝も原因の一つではという考えもあります。

他には、次のようなことがきっかけ&原因となって発症する場合もあります。

● 好ましくない言語環境で育っている
● 耐え難いストレスを感じながら育った
● 子供の頃の人間は、左右の言語脳野の機能分化がすすんでいないためどもりが出やすいと言われています
● このどもりやすい時期に、親がどもらないようにと厳しく注意することで、本人が隠そうとしたり悪いことだと感じ、それが恐怖心に変わることで条件反射ずけられる
● 左利きの人が、右利きに治された
● 子供の成長に比べて、生活環境が高度すぎる
● 忙しすぎたりプレッシャーが強い環境で育っている

ちなみに家族は生まれた時左利きだったのですが、右利きに治されたので、それが関係した可能性があるようです!

このようなことが原因となって発症する吃音症ですが、治し方はどんな方法があるのでしょうか?

元々子供が発症した場合、成長とともに自然に収まっていくと言われていますが、それでも子供がどもりがひどい場合、まずは家庭で出来る取り組みや治し方がありますので、そちらの情報をみていきましょう。

● 大人が子供に話かけるときは、出来るだけゆったりとした、ゆっくりとした話し方を心がける
● 早く話そう、早く喋らないとといった感じで、子供がプレッシャーを感じないように、伝えたいことを親に訴えた後、大人はひと呼吸置いてその言葉に対応する
● 現代の子供は塾や習い事で大忙しですが、放課後や休日にこれらの予定を詰め込み過ぎないようにする
● 子供が全部話し終えるまでじっと聞いていてあげる
● 話の途中で遮らない

自分での治し方は次のような方法が、一般的には効果的だといわれています。

● とにかく気にしないで平野レミのように明るく元気でいる
● 吃音症であることを隠そうとしない
● 発声練習をする
● メロディーのように流れを意識して話をするようにする
● 治し方を専門の医師の元で教えてもらう
● 一般的に吃音症でどもることが多い人は、体や筋肉が硬いと言われているのでストレッチをやり柔軟性を高める
● 息をはき、息継ぎを忘れないように意識する
● 呼吸法を行ってみる
● どもり改善プログラムなどにチャレンジをしてみる

それでは、どもり改善プログラムとは一体どんなものなのかご紹介していきます!

こちらは、どもりの治し方を教えてくれるものです。

無責任な人たちの中には、どもりは治らないと言う人もいますが、このプログラムを開発した中村祥さんという方は、ちゃんと改善すると言い切っています。

実は、現在医療機関などで行われているどもり改善は、逆に吃音症を悪化させているという説があるのです!

例えば次のようなことをやっているのですが、現在治療法として行われている治し方はどんなものがあるのでしょうか?

● 発語気管のトレーニング
● SSRIという薬を使う
● セラピー&催眠療法

まずは発語気管のトレーニングをするとどうなるのか?

治し方を求めて行っているこのトレーニングをすると、これまでどもりがなかった言葉までどもりとなってしまうのです!

そのため、怖くなって辞めてしまう人が後を絶たないそうです。

そして、このプログラムを開発した中村さん自身も同じトレーニングを行い、まったく効果を実感できなかったのです。

これが治し方として効果的でない理由は、まず吃音症の原因が身体的なところにあるという話が前提となっているからなんだとか!

先程も原因のところで書きましたが、脳の機能や、精神的なストレスなどが原因となっている場合がほとんどですから、こういった体の機能になんらかの問題があるから発語気管のトレーニングをしようという発想は、かなり的外れであり、治し方としてはまったく効果的ではないという話になるようです。

SSRIという薬ですが、これはご存知の通り、パニック障害やうつ病の方のために開発された薬です。

しかも、この症状で悩んでいる人が使用して効果があったという情報のほうが少ないのです。

薬は依存性&副作用の問題がありますし、どんなものがあるのかといえば、報告によると吐き気、嘔吐、下痢や食欲減退などです。

一度飲み始めると、薬がないと不安でしょうがなくなる場合もありますので、気軽に手を出すのは危険なだけでなく、薬に頼らなければ生活できなくなる恐れもあります。

セラピーや催眠療法は、一見良さそうに見えますが、費用も高額になりますし、経験者でない方に指導してもらったり話を聞いてもらうだけで吃音症が改善する率が高まるということは、あまり現実問題として考えにくいのです。

どもりの悩みを抱えている人は、自殺者も出ているほどですから、悩みは相当深いものがあるかと思います。

自分の体をうまく使えない焦りやもどかしさも相当なストレスとなっているのではと考えると、さらに悩みの深さがどれほどのものか理解が進んでいきます。

これは以前別の記事でシェアした話ですが、私の母親が末期がんになり、入院していたときに、大学で心理学やカウンセリングなどを学んだという、卒業したての女性がセラピーにやってきたことがありましたが、その女性を見た瞬間、個人的に「彼女では母の相手は務まらないだろう」と思ったのです。

何故なら、娘の私自身が、母が病に倒れた理由について一番よく理解をしていたことと、その内容が壮絶な人生のストレスの結果であること、さらに女性がどこからみても話し方を聞いても、カウンセリングを行っている様子を観察させて頂いても、まるで母のストレスなどを理解していない状態で、勉強だけはやってきましたという頭でっかちな感じで仕事をしていたからです。

それでは相手に寄り添い、ストレスや病気になった原因などを取り除くようなカウンセリングは無理だろうなとすぐに理解しました。

このような経験を持っているので、やはり吃音症などで辛い思い、ストレスを感じてきた人に、セラピーや催眠療法が効果をあげるとは考えにくいのです。

この治し方を行う人物が、自分もどもりを克服した経験を持っているという場合ならば、希望は見えてくるかもしれませんが、そういった人物のセラピーなどを受けられる確率を考えると、現実的ではないと考えられます。

吃音症の正体について、中村さんは人間の認識システムだと言い切っています。

要するに、普段意識しない潜在意識に働きかければ、吃音症の原因が改善されるのでこの方法での治し方が良いという話になります。

詳しいことは、こちらで説明されています、これまでの話になにか惹かれるものがあるなら、中村さんの話に目を、耳を、心を傾けてみてください。

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今回の記事では、子供の頃から吃音症というどもりに悩んでいる方などに、原因と治し方などの情報をまとめていきました!

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