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下町ロケット、ネタバレ!?
ブログライターkomichiです。
今日のテーマは、「下町ロケット、ネタバレ!?」です。
非常に礼儀正しく、あまりにも包容力があると言われている阿部寛が主演しているドラマ「下町ロケットの」の第一話が、2015年10月18日に放送されましたが、初回から好調な高視聴率をとっていて、まずまずの滑り出しだと言われているようです。
この記事では、下町ロケットの、ネタバレになりますがあらすじや、キャスト、さらにはロケ地などについての情報をまとめていきます。
下町ロケットのあらすじとネタバレ
まずは、ドラマの初回視聴率が16・1%と、15%を超えたことで、マスコミ各社も、好スタートとなったと発表していますが、実は「下町ロケット」は、以前放送されて大ヒット作品となった「半沢直樹」の原作を書いた小説家「池土井潤氏」の作品なのです。
この下町ロケットの原作は、直木賞を受賞した作品なので、関係者はかなり期待をしているようです。
そして、今回下町ロケットのドラマは2部構成になっているそうです!
どういうことになっているのかというと、好調な滑り出しだった1話目~5話までは、すでに発表されていて直木賞を受賞した原作の内容をドラマにした作品になっています。
さらに、6話~10話は、2015年10月から、朝日新聞に小説の連載が開始されて「下町ロケット2」を原作にした内容になっているということです。
ですから、ドラマと連載が同時並行で進行していくという、これまでにない試みを、下町ロケットというドラマの中で行っていくそうです。
ですから、ここに書かれたあらすじは、小説の原作を元に書いていますので、後半部分は、ドラマが始まってから書き加えていきますので、まだこの記事は完璧に完成しているということになりませんので、そこをご了承頂いた上で読んでください。
それでは、ドラマ「下町ロケット」の原作のネタバレになりますが、あらすじのご紹介をしていきたいと思います。
宇宙科学開発機構の研究員の佃航平は、画期的なロケットの開発に成功したのですが、「セイレーン」と名付けられたロケットは残念ながら打ち上げに失敗してしまいます。
この失敗は、エンジンが関係していると、責任者は失敗の理由を、エンジンのせいにしたため、エンジン開発者であった航平は、研究所を辞め、父親の後を継ぎ、佃製作所の社長に就任することになりました。
月日が流れ、「セイレーン」の失敗から7年が過ぎました、航平が社長に就任した佃製作所の主力商品は小型エンジンで、中小企業ながら、売上は右肩上がりに伸ばしていたのですが、ある日突然、主要取引先の「京浜マシナリー」から取引終了を通告されてしまいます!
一転して赤字転落に落ちいった佃製作所の航平は、白水銀行に、3億円の融資を頼みますが、佃製作所の開発している水素エンジンに信用性がないため、利益にならないという理由で融資を渋り、研究開発を中止することを提案します。
社長の航平は、この態度に怒りをあらわにしますが、白水銀行から出向している佃製作所の経理部長の殿村直弘は、社長に苦言を呈し、水素エンジンの開発は売上にも繋がらないだけではなく、社員の中から反対者も数多く出ている事実を伝えます。
混乱する中、なんと佃製作所は、ライバル関係にあった一部上場企業のナカシマ工業から、「特許侵害」で提訴されてしまいます。
もちろん、この特許侵害はあきらかに言いがかりであることが分かるものだったのですが、これを理由に、白水銀行は融資を断ってきました。
危機となった佃製作所のために、どうしたものかと思っていたら、まさかの展開がまちうけていたのです!
銀行側の人間だと思っていた経理部長が、白水銀行と敵対したとしても、佃製作所のために、定期預金を解約することを引き受けてくれたのです。
意外な展開に道が開けたかにみえたのですが、それでも7億円では、佃製作所の運転資金としては、1年ほどしかもたない金額だっただけではなく、その間に、特許訴訟に勝利しなければならなかったのです。
下町ロケットのドラマを楽しみたいと考えている方は、この先を読むのはご注意ください。
あらすじを読み終わってネタバレになってしまうと、楽しみが減ってしまいますから、自己責任であらすじなどを追うようにしてください。
ネタバレになりますが、下町ロケットのあらすじを続けます。
特許勝訴に勝利するために、神谷弁護士から「1年半は持ちこたえる資金を調達してください」と言われた航平は、いったん研究開発を中止することを決めました。
この弁護士は、ナカシマ工業の顧問弁護士事務所に所属していたため、知的財産のエキスパートでもあったのです。
佃製作所の特許申請の定義に穴があったことを指摘し、ナカシマ工業はその穴を突いて特許申請をし、特許侵害の訴訟を起こしたことを教えてくれました。
さらに、神谷弁護士が言うには、ナカシマ工業の真の目的は、佃製作所を子会社化することであると教えてくれます。
ナカシマ工業のやり方を痛烈に批判した神谷弁護士は、逆にナカシマ工業の主力商品を特許侵害で訴えることを提案します。
航平は、ナカシマ工業の主力商品「エルマー2」を特許侵害で訴えました、ナカシマ工業は膨大な資料を提出して反論したのですが、裁判官がこれに呆れてしまい、両者に和解勧告をしました!
ナカシマ工業の法務マネージャー、三田公康はこれを拒否して、佃製作所と徹底的に争う姿勢を見せたのですが、東京経済新聞がナカシマの悪質な法廷戦略を報道したため、これ以上のイメージ悪化を防ぐため、ナカシマ工業は訴訟の中止を決定し、56億円の支払いと、訴訟取り下げで和解することになりました。
大企業の帝国重工は、社長の肝煎りで「宇宙事業スターダスト計画」を始動していたのですが、巨額の資金をかけて水素エンジンの開発をしたのですが、わずか3ヶ月という差で、佃製作所がバルブの特許を取得していて、帝国重工の特許が認められませんでした。
ナカシマ工業との争いを知ったため、佃製作所が資金繰りに困っているだろうと考え、20億円で、特許を買い取りたいと佃製作所に打診をした帝国重工に対して、航平は特許の使用を提案、ですが会社の方針で内製化を唱えていると主張し、これを却下、売却を求めます。
佃製作所は、特許売却を主張する営業系社員と、それに反対する技術系社員とで意見が分かれますが、経理部の殿村直弘は、これには100億の価値があると主張し、目先の利益で特許を売却することに反対。
航平は再度帝国重工に、特許の使用を提案しますが、断れたため話し合いは決裂してしまいます。
56億円の和解金を手にした佃製作所が特許を手放すことは考えられなくなった帝国重工は、年5億円の使用料で、特許の独占契約をさせて欲しいと頼まれます。
すべてがいい方向に向かった佃製作所、人生展開は、意外な方向へと向かうものです。
佃製作所では、様々な議論がされる中、航平は元妻の言葉から、佃製作所が、帝国重工の宇宙事業に加わるという選択肢に気付かされ、帝国重工に、水素エンジンの提供を提案しますが社員は、エンジンが原因で打ち上げに失敗すれば莫大な損害賠償を請求される恐れがあるため反対しますが、航平はきっぱりこう言い切ります。
「金の問題じゃない、エンジンメーカーの夢とプライドの問題だ」
一度は宇宙科学開発の夢を諦めた航平ですが、意外なところから、その夢の実現に繋がる道を発見することになりました。
この先は下町ロケットのあらすじ・ネタバレの後半になりますが、ドラマを純粋に楽しみたい方は、ネタバレ注意ですから、あらすじを読み進めるかどうかは、ご自身の判断でお願いいたします。
下町ロケットのあらすじ続けます。
佃製作所の社長、佃航平は、帝国重工の開発担当者、財前道生に、自社が特許を保有する水素エンジンのバルブを納品させて欲しいと頼みます。
帝国重工の社長は、「重要部品の内製化」を掲げているため、藤間秀樹社長の許可が降りるはずもないと考えた開発担当の財前道生は、この話を断るために、佃製作所を訪れ、佃製作所の工場を見学し、その技術力の高さに驚き、考え方を変え、佃製作所のバルブを納品させるために、バルブのテストを開始します。
あらすじを追っていくと、どんどんネタバレする下町ロケットですが、それでも読みすすめてしまうのは、この小説がかなり面白いからでもあると思います。
帝国重工の本部長水原重治は、あくまでも特許の取得、最悪でも特許の使用を考えていたため、開発担当の財前道生を外し、佃製作所との交渉役を、開発責任者富山敬治に変更してしまいます。
佃製作所の営業江原春樹らは、リスクの多いバルブの納品ではなく、利益の得られる特許の使用を主張し、社長の航平に直談判します。
航平は「やっぱり俺はモノを作りたい!大型水素エンジンのキーパーツを作ることが出来るチャンスは、これを逃したら2度とないだろう」と主張し、江原春樹に「公私混同している」と批判をされてしまいます。
下町ロケットの帝国重工のテストについてのあらすじ、ネタバレ。
佃製作所の交渉役に抜擢された富山敬治は、バルブの納品を希望する航平達に対して、あくまでも単なる納品業者として扱い、厳しいテストを佃製作所に課します。
佃製作所は、帝国重工にとっては新規取引先となるため、経営状態や工場の検査をする与信検査を行うことを告げ、これに合格すればバルブの品質テストを行うと話します。
ですがこれは、不合格ありきの取引で、富山敬治は、不合格を口実にして、航平に特許の使用契約を結ぶことを決めさせ、自分の評価をあげようと企んでいたのです。
経営状態や工場の検査をする社員に、この与信検査の本当の理由を告げ、与信審査チームを派遣した帝国重工ですが、受ける佃製作所は、社員の選抜をして、与信審査対策チームを作りこれらを迎え入れました。
与信審査チームは、横柄な態度で批判を展開し、第一日目の検査は終了、与信審査対策チームは意気消沈していましたが、ここで経理部長の殿村直弘が持論展開をします。
「銀行員の自分から見ても、佃製作所はとても良い会社だ。佃製作所は帝国重工のテストを受けているが、同じように帝国重工も佃製作所からテストをされている。帝国重工が正当に我が社を評価出来ないのであれば、バブルを出荷する価値のない企業で、特許を預ける価値のない企業だ」
ボロクソに帝国重工に言われたことで、特許の使用を主張していた営業の江原春樹は、与信審査対策チームと徹夜で対策を考えました。
2日目のテストも横柄な態度だったのですが、赤字について指摘されても、顧客は戻ってきていて黒字転換になることを理路整然と話したのですが、赤字に関してはいちゃもんをつけ続けるため、経理部長の殿村直弘が、次のように話しました。
「なにか勘違いをしていませんか?こんな評価しか出来ない相手に、我々の特許を使っていただくわけにはいきません。こんな契約がなくても我々は一向に構いませんのでお引き取りください」
それを聞いて、与信審査チームは特許の使用まで出来なくなったら、自分たちの責任になると青ざめ、結局は優良と判断しました。
工場の評価もAとなり、当初の計画が失敗した富山敬治は絶望したが、品質テストをした結果、佃製作所のバルブが異常数値を出したという朗報が入る。
あっちに転んだらこっちに転ぶ、目が離せない下町ロケットのあらすじ、ネタバレだと分かっていながら、読み進めてしまう、そんなあなたへ、続きをお届けします。
バルブの異常数値が出た原因は、佃製作所の研究開発をしていた真野賢作が、検品ではねられるはずのバルブを帝国重工に送ったことでした。
研究開発が出来ないことで不満を持っていたためですが、少し数値が悪ければいいと考えて送ったバルブは、相当悪いものだったらしく、真野賢作は、売り言葉に買い言葉で、航平の研究を批判して会社を辞めてしまいます。
営業の江原春樹が、すぐに正当なバルブを帝国重工に届けたのですが、すでにテスト結果が冨山敬治の元へ届けられており、富山は再テストを許可しなかったのです。
ですが試験場の担当者浅木が、「わたしはあなた方と仕事がしたい」と言い、社員生命をかけて、開発担当部長の財前から許可を得て、再テストを行ってくれ、バルブは好成績を記録しました。
様々な人間が絡む世界ですから、下町ロケットのあらすじは、波乱万丈です。
ネタバレですが、どんどん続けていきます。
富山敬治は、本部長の水原重治に、1度目のバルブが不良品だったことを理由に、管理体制の不備を指摘し、バルブ不採用の決断を求めたのですが、一方で、開発担当部長の財前は、バルブを正当に評価しないような会社には、特許を預けないという航平達の考えを伝え、そうなると、宇宙事業「スターダスト計画」が頓挫すると説明。
これを聞いて、特許の使用を諦めた水原は、佃製作所のバルブを使用する以外に道はないと判断し、再び財前を担当者に戻し、バルブのテストを再開させます。
下町ロケットのあらすじ、まとめているだけでもハラハラドキドキしますが、ここまできたら、ネタバレでもいい、最後まで知りたいと感じている方もいるかもしれません。
ここからは、下町ロケットの最終回へと繋がっていくあらすじとなりますので、ネタバレですが、最後まで一気にまとめていきます!
バルブを正式に採用するためのテストは2つありました。
一つは、エンジンの燃焼テストに合格することで、もう一つは、重要部品の社内化を掲げている社長「藤間秀樹」に、佃製作所のバルブをみとめさせることです。
エンジンの燃焼テストは失敗に終わり、帝国重工側の検査では、佃製作所のバルブが原因であり、システムに不備はないと主張し、損害賠償についても請求するという意見が出てきました。
佃製作所の調べによると、バルブに不備はなく、帝国重工が用意したフィルターに付着していた、二酸化ケイ素が失敗の原因だと判明しました。
開発担当部長の財前は、社長の藤間秀樹の経歴について調べていたときに、あることに気が付きました。
藤間は過去に宇宙事業に関わっていて、打ち上げに失敗した経験を持っていて、しかもそれは、宇宙科学開発機構が打ち上げた「セイレーン」だったのです。
バルブを作った佃製作所の航平が、情熱を持って開発を続けてきたことを、藤間秀樹社長に直訴し、バルブの性能の良さを訴えると、採用を認めてくれました。
エンジン燃焼テストは、その後フィルターの見直しをして行われ見事成功!制式採用が决定されました。
佃製作所は、神谷修一を顧問弁護士に迎えて、新たなスタートを切ることになりました。
売り言葉に買い言葉で会社をやめた真野賢作は、自分がその後就職できたの先は、佃製作所の上司の斡旋だったと思っていたのですが、実は社長の航平が斡旋してくれた事実に気付かされ、お礼のメールを送ります。
真野は医療機器の開発チームを担当しており、佃製作所の開発したバルブシステムが、人工心臓へ応用できることも告げました。
帝国重工は、種子島で、ロケット「モノトーン」を打ち上げ、成功させます。
航平はその姿を、仲違いしていた娘、利菜と一緒に見ていました。
これが、下町ロケットのあらすじで、ネタバレでした。
第6話からの続きのあらすじ、ネタバレは、追ってここに書き加えていきます。
下町ロケット2のあらすじ
それでは、下町ロケット2の連載が始まっていますので、あらすじをネタバレですが書き加えていきたいと思います。
成功に終わったロケットの打ち上げから2週間後、佃製作所の社長の航平と、技術開発部を率いている山崎光彦は、業界団体が開く恒例のパーティーに出かけるため、有楽町のホテルに向かいました。
ここで、帝国重工の財前と再会し話しこんでいたところ、宇宙航空部の調達グループを統括している、石坂宗典が表れます。
背後には、株式会社サマヤ製作所の椎名社長がいて、以前から佃製作所の航平に紹介して欲しいと話していたようで、ちょうどいいということで近づいてきたのです。
実はこの会社と、佃製作所のバルブシステムをコンペにかける話が帝国重工で持ち上がっていて、ライバルとして挨拶をしたいと近づいてきたのです。
寝耳に水の航平に、財前は、ワンマン上司の本部長の水原重治の決定したことだと話します。
NASA出身の椎名は、協力なライバルになることは必須です。
現在新しく改良中のバルブを完成させることに気持ちを込めようと、航平は社員に話します。
不安そうな顔を見せ、殿村は「なにがなんでもここを乗り切らないと」と答えました。
次から次へと困難が立ち向かってくる佃製作所に、ある日、以前働いていた真野賢作がやってきます。
彼の現在の仕事は、福井にある北陸医科大学の最先端医療研究所の研究員で、4年ぶりの再会だった。
真野は、北陸医科大学のいち村隼人先生を連れて、航平に会いにきたのです。
下町ロケットのあらすじ、連載の第2話のネタバレにいきます。
真野が連れてきた人物は、心臓血管外科の教授で一村と名乗りながら名刺を差し出した。
来訪者はもう一人いて、彼の研究開発に協力をしている、工業用品などで使われる車のシート素材などを作っている、編み物の会社を経営していると話します。
50代後半で、人の良さそうな笑みを浮かべ、桜田と書かれた名刺を差し出しました。
この3人で研究開発をしているという話を続け、やってきた理由を真野は語ります。
以前真野は、バルブシステムが、人工心臓の開発に使えるのではないかというアイデアを航平へ教えてくれたことがあったのだが、どうやらそれに関連する話のようだった。
市村先生と桜田と共に、真野は現在人口弁の開発に携わっているのだが、その開発が思うように進まないだけではなく、人工弁を作ってくれていた会社が、もうこれ以上は関われないと、プロジェクトから手を引いてしまったのだと話します。
そのため、佃製作所に、真野が関わっているプロジェクトに参加してくれないかと要請にやってきたというわけです。
現在までプロジェクトを進めてきて、ここで頓挫した形になっているため、開発に協力してくれ、成功する可能性の高いと真野が考えた、佃製作所に依頼したいという話なのです。
医療機器として承認されるまでは、資金は持ち出しであり、さらに臨床試験に持ち込むまで、1、2年かかるといわれ、経理部長の殿村は、顔を曇らせていきます。
真野は、佃製作所のバルブシステムのノウハウがこのプロジェクトに生きるはずだと力説します。
いったん、社内で検討する時間をもらうことで話は終わり、3人は頭を下げながら帰って行きました。
社内での話し合いは荒れました。
医療訴訟の可能性も出てくるため、ビジネスとして行う場合、かなりのリスクが出てくるだけではなく、会社の信用にも関わるのです。
開発費は、ざっくりと見積もっても一億円程度、仮に承認された場合、人工弁は一個80~90万円で売れると、経理部長の殿村は話します。
下町ロケットのネタバレあらすじ、次は2の3話です!
医療機器などの値段は、厚労省が決めるため、開発側で勝手に値付けが出来ないことになっていることを、殿村はみんなに話します。
こうなると、開発費がかかったからといって、値段を上げて回収することが出来ません。
それでなくてもこの仕事には、かなりのリスクが付きまとうのです、会社での会議はヒートアップしていきます。
訴訟され、裁判で負けたりすれば、それまでの利益はあっという間に吹き飛んでしまうと、殿村は続けます。
承認を得る審査が相当厳しいことも、かなりのリスクになるだけでなく、ヨーロッパなどとは承認のシステムが違うので、向こうの医療機器が新しくなれば、日本で承認されたときに、技術的に製品が陳腐化してしまう危険もあるのです。
そんな中、営業第二部長の唐木田が次の発言で、他の社員を黙らせてしまいます。
「最も重要なのは帝国重工向けのロケットエンジン用バルブの継続受注、これが出来なかったら、これまで投じた開発資金は回収できません、会社の一大事になりますよ。」
誰からも異論が出ず、結局社長の航平は「うちのやる仕事ではない」と決定した。
真野に断りの電話を入れ、この件は終わりとなるはずだったのだが・・・!
実は、大学の後輩で、佃製作所の技術開発部長をしている山崎が、ある話を航平に教えたことで、実はこの人工弁の制作に携わることは、大きなビジネスチャンスであることに気付かされたのです!
消えかけたビジネスの火が再度点火することになり、山崎が真野に再度連絡をすることが、二人の間で決定したのです。
下町ロケットネタバレあらすじ2の4話をここからご紹介しましょう!
佃航平が福井を訪れたのは、その話があって1週間後のことだった。
桜田さんの工場を見学してくださいという真野の勧めで、唐木田と山崎と一緒にこの街にやってきたのです!
桜田が弟に経営を任せた編み物の工場は、想像していた以上に大きく驚いた3人は、すごいなこりゃと声を出した。
実は、現在真野たちと一緒に開発をしている人工弁の研究費などは、この親会社が稼いだ資金で経営をまかなっているのだ。
医療というのはお金がかかるようで、なにかと大変であるようです。
彼が開発をしている人工弁のコードネームは「ガウディ」と名付けられていて、これを「ガウディ計画」と呼んでいました。
この事業の目的は、心臓疾患で苦しんでいる人たちを救おうという目的で進んでいるのですが、親会社を弟に任せてまでも、この事業に桜田がお金をつぎ込んでいる真意を図りかねた航平は、その真意を確かめたくて質問してみたのですが、次のような桜田からの答えが戻ってきたのです。
仕事が忙しく、家族旅行などの家族サービスもやってこなかった桜田には、重い心臓弁膜症で苦しんでいた娘がいたのだが、17歳という若さで亡くなってしまいます。
それを悔やんだ、罪滅ぼしのために、この事業を進めることを決意したのです!
この事業を成功させることだけが、自分にとって唯一の救済となるのだと、桜田は語りました。
娘がいる航平には身につまされる話でした。
桜田の話を聞いて、航平は唐木田に「どうだ」と問いかけます。
一緒に行った山崎の答えは分かっていたのだ。
唐木田は、「桜田さんとウチでは仕事をする理由がまるで違う。」
そう答えるのですが、航平が「やってみないか?」と問いかけると、唐木田から反論は出なかった。
ロケットから人間の体へ、佃製作所の新しい挑戦が幕を開けた瞬間でした!
そう、佃製作所は、この事業を一緒にやることを引き受けたのです!
下町ロケットのネタバレあらすじ、次は2の5話です!
東京に戻った佃航平は、まず社内に、ガウディ計画をすすめるプロジェクトチームを作ることにしました!
営業部からは、江原春樹と和田和茂の若手である二人を選びましたが、技術開発部の担当エンジニアを誰にするか悩んだ。
経験豊富な技術者は、ロケットエンジンのバルグ担当に回していたので余力がなかったのだ。
試行錯誤を繰り返し、入社5年目の若手「立花洋介」を選びます。
真面目一辺倒な彼の仕事ぶりを心配して、山崎が女性エンジニアで、入社3年目の加納アキを付けることを提案しました。
選抜したメンバーをその日の夕方に会議室に集め、プロジェクトチームの話をみんなにしますが、突然の話に皆が驚きます!
そして、概要を話し、このプロジェクトチームのリーダーには立花洋介を指名しました!
驚く立花洋介ですが、これを受け入れ、「ガウディ計画」だと伝え、カウディチームが出来上がりました!
ここからは、ネタバレ2の第6話です!
プロジェクトチームも出来上がったところで、市村、真野、桜田が打ち合わせのために、佃製作所にやってくる事になりました。
その日は厳しい寒さで、福井から飛行機が飛ぶのかどうかと心配されたが、無事3人はやってくることが出来ました。
午後3時を回ったころ佃製作所の社員のほとんどが会議室に集まってきていました。
市村が概要と意義についての講義を行います、彼の話が終わった後には、自然と拍手が沸き起こります!
まず最初のチャレンジは、PMDA(独立行政法人 衣料品医療機器総合機構)との面談になるということだった。
これは、ガウディ計画を、PMDAに聞いてもらうということです。
この面談で方向性が決まることになっていて、とても重要な面談となるのです。
終盤に向かって盛り上がってきた下町ロケット2のネタバレあらすじ、次は第7話です!
国会議事堂駅前から徒歩数分のところにある霞が関のビル内へ、約束の午後1時半の5分前に到着したのは、佃製作所の航平と山崎立花加納、そして市村と桜田でした。
医師として今まで何度か面談の経験がある市村ですら緊張しているためか、佃航平も落ち着かない様子だった。
リーダとなる審査役の名前は、山野辺敏という40代前半の男性で、専門員という肩書きを持っている担当者は、全員が年配の男性だった。
進行役を務めるのは滝川信ニという最古参の男性で、一村が人工弁開発の意義、そして現状について説明を始めます。
医療機器の開発に関してはリスクが高く、さらに補償などの問題に発展した場合、かなりのお金が動くことになるため、中小企業である佃製作所や桜田などの会社の規模が小さい事を理由に、滝川はしかるべき社会基盤がない会社が手をだすことに関して、納得出来ないという趣旨の話を始めました。
株式公開もされていない中小企業ごときが手を出すことに対して反対しているのです。
まずは財務書表を見せてくれ、滝川は身体検査をするといって話をその先につなげていこうとはしなかった。
一回戦はこのような形で幕を閉じてしまったのです!
キャストやロケ地は?
ここからは、初回視聴率が好調だった下町ロケットのロケ地や、キャストについての情報をまとめていきます。
まずは、キャストのご紹介です!
佃製作所
主人公 佃航平・・・阿部寛
母親 佃和枝・・・倍賞美津子
娘 佃利菜・・・土屋太鳳
元妻 和泉沙耶・・・真矢みき
経理部長 殿村直弘・・・立川談春
技術開発部長 山崎光彦・・・安田顕
営業若手社員 江原春樹・・・和田聰宏
営業第二部長 唐木田篤・・・谷田歩
技術開発部 真野賢作・・・山崎育三郎
解雇弁護士 田辺篤・・・阿藤快
敏腕弁護士 神谷修一・・・恵俊彰
白水銀行
支店長 根木節夫・・・東国原英夫
課長代理 柳井哲ニ・・・春風亭昇太
ナカシマ工業
法務マネージャー 三田公康・・・橋本さとし
弁護士 中川京一・・・池畑慎之介
帝国重工
社長 藤間秀樹・・・杉良太郎
宇宙開発部
本部長 水原重治・・・木下ほうか
開発担当部長 財前道生・・・吉川晃司
開発責任者 富山敬治・・・新井浩文
味のある役者が勢揃いした、下町ロケットというドラマ、キャストを見ると、実力派俳優が揃っていることがよく分かるだけではなく、意外な人物がキャストに選ばれているのが分かります。
敏腕弁護士にお笑い芸人の恵俊彰、取引銀行の支店長に、元宮崎県知事の東国原英夫、他には、噺家などや、さらにはロックミュージシャンの吉川晃司なども配役されていますから、キャストを見ただけで、意外性があり、なんだかすごい人達を揃えたなと感じる人もいるのではないでしょうか?
下町ロケットは、今回が初めてのドラマ化ではありません。
実は2011年8月21日~、WOWOWの連続ドラマWで放送されていて、この時には、主人公のキャストは、三上博史が担当していて、今回TBSでドラマ化された作品の中で、帝国重工の開発担当部長を演じたのは吉川晃司ですが、こちらの作品では、渡部篤郎がキャストに採用されています。
主人公の元妻役は、水野真紀がキャストとして加わったようです。
役者が変わるだけ、作品のみごたえも変わると思いますが、キャストが分かったところで、それでは下町ロケットのロケ地は一体どこなのでしょうか?
下町とついているだけに、下町ロケットのロケ地はもちろん、この街で行われたのだと思われますが、はっきりとしたロケ地の場所は一体どこなの?
東京都大田区がロケ地だと判明しています。
佃製作所のロケ地は、大田区に実在している「株式会社精螺(せいら)製作所」です!
こちらの社屋は戦前に建てられたもので、監督が一目惚れをしたことで、下町ロケットのロケ地として使用させて欲しいと交渉し、実際にキャストされた俳優たちがこの社屋で撮影をしているため、セットでは醸し出せない味わい深い背景が作られているのです。
↓実際に見に行きたい方はこの地図を参考にされて下さい
ちなみに、第一話の研究員として開発に励んでいる主人公が解雇されるシーンなどを撮影したロケ地は、JAXA宇宙航空研究開発機構センターで、最初にロケットを打ち上げたシーンのロケ地は、JAXA種子島宇宙センターが協力してくれたということです。
佃製作所の多くのシーンはスタジオセットで撮影が行われているようですが、例えば技術開発部の工場のシーンなどのロケ地は、茨城県つくば市の「クボタつくば工場」がロケ地として使用されています。
その他のロケ地には、ゼネコンの大林組や、東京女子大などが協力してくれているようです。
白水銀行のロケ地は、東京都中央区日本橋本石3丁目にある山口銀行東京支店と、東京都千代田区神田2丁目にある、武蔵野銀行東京支店が使われているそうです。
エキストラの募集などで分かった、下町ロケットのロケ地は、他には東京都清瀬市、岐阜県土岐市、千葉県銚子市。
さらに、第一話で佃社長が1人でボウリングをしているのですが、このロケ地は、東京都港区芝浦にある「東京ポートボール」で撮影されていたようです。
様々なところをロケ地に選び、Jaxaも協力してより現実味の高いドラマを作っているようです、下町ロケットの魅力は、ロケ地にもあるのではないかと思います。
下町ロケットは実話?モデルは?
今回、TBSでドラマ化された下町ロケットは実話なの?
と思っている方もいるかもしれませんが、これは、小説が原作になりますので、実話ではなく架空の物語になります。
原作は、最初に書いたとおり、第145回直木賞を受賞している、池井戸潤氏の同名小説が元になって作られたドラマです。
累計部数130万部を超えるベストセラーとなった小説なので、読んだことがある方もいるかもしれません。
では、モデルなどはいるのか?
実は、一般的には、帝国重工は三菱重工、白水銀行は三菱銀行、宇宙科学開発機構は、JAXAが企業モデルではないかと推測されているようですが、著者は、この小説に実在のモデルはいないと、会見で述べているので、これは完全なフィクション作品であり、実話でもなければ、モデルもいないということです。
今回は、下町ロケットのあらすじのネタバレと、キャストやロケ地などの情報をまとめていきました。
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