歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング

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歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング

ブログライターkomichiです。

今回のテーマは、「歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング」です。

歴代のNHK朝ドラで人気なのは?

2015年秋から放送されている「あさが来た」がかなりの視聴率だといわれていますが、個人的にも見ていて、笑いあり、感動あり、そして胸キュンありと、多彩な感情を揺さぶるだけでなく、イケメンあり、人情ありで、日本人のルーツが理解できるドラマとなっているので、かなり楽しめるものとなっているのではと思います。

今回は、歴代NHKの朝ドラの視聴率ランキングなどをまとめていきたいと思います。

昼ドラも人気ではありましたが、近年打ち切りになってしまっていますが、NHKの朝ドラは好調のものもあるようです!

1961年4月3日から放送が開始された歴代NHKの朝ドラですが、2016年の今年で、始まってから55年もの長い間放送されているのですから驚きです!

もちろんその中には視聴率がイマイチのものも少なくありませんし、爆発的な人気となったものもあります。

さすがに、この60年近い歴史の中で、歴代の朝ドラすべての視聴率ランキングをご紹介するとなると、時代的に年齢の若い方にとっては「それ何?」といった感想になるので、2000年に入ってから、視聴率が歴代で高かったというNHKの朝ドラの視聴率ランキングを、この記事ではご紹介していきたいと思います。

元々テレビ放送は、昼と夜の時間帯に放送するというスタイルで始まったことから、朝からテレビを見るという習慣は日本ではなかなか広まらなかったのです!

このような理由から、朝は視聴率がとれない時間帯だと考えられていました!

そんな中、NHKがこの朝の時間帯に「NHKニュース」を、1960年に放送し始め、翌年からNHK朝ドラが始まり、日本人の間で、朝になるとまずはニュースを見てから、朝ドラを見るという習慣が根付くことになりました!

そうやって密かに日本人の生活に、歴代NHKの朝ドラは根付いていくことになり、徐々に視聴率も上がっていき、国民的なドラマ「おしん」などを生み出していったのです。

ガッチリと日本人の心を虜にした、NHKの歴代朝ドラの中で有名過ぎるほどのドラマ「おしん」ですが、近年の朝ドラの視聴率は、ランキングにするとどのような状態になるのか、ゆっくりとご紹介していきたいと思います。

歴代NHK朝ドラの近年の平均視聴率でランキングを決めていきたいと思います。

順位放送年タイトルヒロイン 平均視聴率 
1位2000年私の青空田畑智子24・10%
2位2002年さくら高野志穂23・30%
3位2001年ほんまもん池脇千鶴22・60%
4位2014年花子とアン吉高由里子22・60%
5位2013年ごちそうさん22・30%
6位2001年ちゅらさん国仲涼子22・20%
7位2003年こころ中越典子21・30% 
8位2014年マッサンシャーロット・ケイト・フォックス21・10%
9位2002年まんてん宮地真緒20・70%
10位2012年梅ちゃん先生堀北真希20・70%

2016年1月調べの、2000年以降の歴代NHKの朝ドラ視聴率ランキングは、このような結果になっています。

この歴代朝ドラ視聴率ランキングに入っている、NHKが制作して多くの人を楽しませたドラマのあらすじをひとつひとつ簡単に見ていきたいと思います。

まずは10位の梅ちゃん先生ですが、歴代NHK朝ドラマの中でも、この年に起こった、東日本大震災の復興支援プロジェクトの一環として位置づけられた作品として注目されました!

歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング10位の梅ちゃん先生

昭和20年、日本が終戦した後の蒲田で、一家6人で暮らしていた梅子は、優秀ではないけれど、父を見て医者を目指すことにしました!

医学専門学校へ無事入学した梅子は、医師免許を取得して大学病院に無事就職が決まります!

職場での派閥問題、出世争いなどに悩まされる中、地元の医師不足などの現状を知り、蒲田で開業医となることを決意するのです!

幼なじみと結婚して2児の母親となり、様々な問題に直面しながら、一人の女性が、街で頼られる医師となって成長する姿を描いた作品となっています!

9位のまんてんは、屋久島町吉田地区がモデルとなっていて、当時グラビアアイドルとして人気が高かった、宮地真緒がヒロインとなったことで注目を集めた、歴代のNHKの朝ドラとなっています!

歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング9位のまんてん

ヒロインは屋久島で生まれ育ちましたが、大人になりバスガイドとして仕事をするために鹿児島に出ることになります!

その後気象予報士になるために大阪に移り、なんと最後には宇宙飛行士になるという夢あふれた作品となっていて、最後には宇宙から気象予報士として天気予報を伝えるようになるという、とんでもなくありえない作品となっています!

まんてんのヒロインオーディションには、1916人もの人が応募する中、宮地真緒に決定!

2003年2月に、コロンビアの空中分解事故が起こったことで、まんてんへの影響が懸念されたのですが、脚本が変更されることなく物語は進んでいきました。

8位のマッサンは、近年の歴代NHK朝ドラの中でも、人気の高い作品だったことを覚えている方も多いと思います。

歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング8位のマッサン

男性が主人公で、さらにヒロインに、初めて他国の人を選んだことでも注目を集めました!

シャーロット・ケイト・フォックスは、その後も日本で、CMの仕事などをやっている姿が見られています。

マッサンのあらすじですが、本作のモデルはニッカウヰスキーの創業者である、竹鶴政孝とその妻が出会い結婚し、ウイスキー作りに情熱を傾ける夫を支え、最終的には成功させていくまでのプロセスを追っていくという作品です。

大正時代に、広島の竹原にある造り酒屋の跡取り息子が、日本酒ではなくウイスキー造りに没頭していく様子を丁寧に描いた朝ドラで、実在の会社、そしてその創業者がモデルということで、ニッカウヰスキーのウイスキーもよく店頭で見かけることがありました。

ヒロインのオーディションには、国内232人 国外289人の応募があり、設定としては白人女性で、欧米文化で育った人を選ぶという決まりが発表されていました。

7位のこころは、舞台が浅草と新潟の山古志村です!

歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング7位のこころ

ヒロインの末永こころは、国際線の客室乗務員をやっていましたが、地域医療を目指している医師の朝倉優作の妻となったのです。

それなのになんと、不慮の事故で夫を亡くしてしまいます。

実は優作には連れ子がいて、血の繋がらない2人の連れ子を育てるために、浅草の実家のうなぎ屋の女将になって奮闘します!

別居状態であった父親は、新潟県山古志村で花火職人として仕事をしていました。

様々なことが起こりながらも、父の弟子の堀田匠に惹かれていきますが、連れ子と一緒にみなが幸せな家族になれるのかと葛藤するのです。

6位のちゅらさんは、沖縄~東京が舞台となった歴代NHKの朝ドラです!
歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング6位のちゅらさん
現在立派な俳優として才能を開花させた山田孝之も出演し、その後の活躍に繋がった作品としても有名です!

沖縄の小浜島を舞台に、ヒロインの古波蔵恵里の恋の行くへや、両親や兄弟、祖母との絆、看護師として働く職場の人達との交流を描いた作品で、歴代NHKの朝ドラの中でも人気があり、シリーズ化された作品となっていて、視聴率もなかなか手応えを感じられた作品となっています。

ランキングは6位ですが、個人的に好きという方も多いのではないでしょうか?

それでは、次の視聴率ランキング5位の、ごちそうさんはどんな作品となっているのか?

歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング5位のごちそうさん

時代設定は大正&昭和期です!

東京本郷にある西洋料理店「開明軒」で生まれ育った卯野め以子が、偏屈な大阪の男「西門悠太郎」と恋に落ち、彼の元へ、東京から大阪へ嫁ぎ、大阪の街で関東や関西の食文化の違いに驚かされながらも、違いを克服していきながら、料理や夫へ愛情を注ぎながら成長してく姿を描いた作品で、「食と命と愛」をテーマにした朝ドラとなっています!

食べることが大好きなヒロインと、美味しい食物が視聴率を高めたなんて話しもあったようですが、このドラマで競演した東出昌大と杏は、その後本当の夫婦になったので、驚いた方もいたのではないでしょうか?

歴代NHK朝ドラランキングで、視聴率で4位となったのは花子とアン!

歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング4位の花子とアン

こちらは、「赤毛のアン」などの英米児童文学の翻訳家として活躍した、村岡花子の半生を、NHKの朝ドラで描いた作品となっています!

実在の村岡花子と「赤毛のアン」の主人公アンを重ねあわせた脚本となっていて、あらすじは次のようなものになっています。

1945年4月に起こった東京大空襲のさなか、村岡花子は翻訳途中の原書を必死に懐に抱え込み、両手には子供たちを連れて、戦火の中を逃げまどっていました。

この原書は、後に日本で出版されて大人気作品となったあの「赤毛のアン」でした。

貧しい小作農家に生まれ育ったはなは、家の手伝いをするため学校に通えませんでしたが、7歳の時に行商人の父親からもらった一冊の絵本が、彼女の人生を変えていくことになります!

運命に翻弄されながらも女学校へ通うことが出来るようになり、そこを卒業すると、出版社への就職を諦めて、地元の小学校の代用教員になりました。

教師をしながら、ある生徒のために書いた童話「みみずの女王」が児童文学賞を受賞することになります!

それから数年の歳月が流れ「たんぽぽの目」という作品を生み出しますが、これがきっかけとなり、念願だった出版社での仕事をすることが出来るようになり、様々なことを乗り越えながら、赤毛のアンを翻訳出版させることが出来ました。

歴代NHK朝ドラで、視聴率ランキング3位のほんまもんは、和歌山県東牟婁郡本宮町(現在の田辺市)が舞台で、主人公の山中木葉が、料理人の道を目指して奮闘するというストーリーとなっています!

歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング3位のほんまもん

こちらの朝ドラのヒロイン役のオーディションには、歴代で最多の2541人もの応募があったのですが、池脇千鶴に決定しました!

ほんまもんとは、西側出身の方なら、現在も使っているのですぐに分かると思いますが、関西地方で「本物」という意味で使われる言葉です!

主人公が料理人を目指すきっかけとなったのは、祖母と父親の姿でした。

父が料理した、鮎のほぐし身と茶粥を、祖母が美味しそうに食べて、幸せそうに息を引き取る姿を見て、食が人を幸せにすることを知り、料理人を目指して大阪へ修行へと出て行くのですが、この世界は厳しく困難や挫折にぶち当たりながらも、精進料理と出会い、真の料理の心を知るのです。

歴代NHK朝ドラ視聴率ランキング2位のさくらは、アメリカのハワイ生まれの日系4世の「エリザベス・さくら・松下」が、ヒロインとして登場する作品になります!

歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング2位のさくら

ヒロインがハワイ大学に在学中に、日本の岐阜県飛騨地方の男子中学校へ、AET(帰国後青年招致事業)として赴任することになり、下宿先で目にする文化の違いにギャップを感じながらも成長していく姿や、日本の学生と交流する姿をさわやかに描いた作品となっています。

それでは、歴代のNHK朝ドラで、人気視聴率ランキングトップ1を守っている作品、私の青空のあらすじは一体どんなものなのか?

歴代NHK朝ドラの視聴率ランキング1位の私の青空

実はこの作品は、歴代NHK朝ドラの中で初めて「シングルマザー」を主人公にしたドラマとして話題となったものです。

脚本は内館牧子、視聴者からの反響がかなり高い作品で、ヒロイン役を演じた田畑智子が熱心に続編を希望したため、その後月曜ドラマシリーズとして、全8回放送されるほど人気の高い朝ドラだったのです。

舞台は青森県下北地方と、東京の築地周辺で、主人公の北山なずなは、結婚式で婚約者の村井健人を、なんと別の女性に連れ去られてしまいます!

夫となるはずだった健人はその後行方不明となってしまいますが、なんとお腹に子供がいることが判明するのです!

まだ19歳だったなずなは1人で育てることを決意して出産し、無事に生まれた男の子に「太陽」という名前を付けて大切に育てるのですが、世間は、シングルマザーとして生きる彼女に冷たい態度で接するのです。

健人を築地で見かけたという情報を得て、なずなは築地へ向かいます。

なんと健人は、プロボクサーになるために練習に励みタイトルを獲得していきます。

シングルマザーというヒロインの生き様が、多くの共感を呼んだようで、反響が高かったということです。

歴代NHKの朝ドラで初のシングルマザーですから、あのNHKが?という思いも、多くの人の心にあったのではないかと思います。

これが歴代朝ドラの視聴率ランキングの、2016年1月現在での結果となっていて、実は現在放送中の「あさが来た」がかなり視聴率が高いことでも知られていて、2015年12月26日までの時点で、平均視聴率が23・1%になっているので、実は3位に入る状態です!

まだ「あさが来た」は終わっていないので、1月時点では視聴率ランキングが3位になるのですが、このランキングの中には入れていません。

あさが来たは、実在する女性実業家の広丘浅子がモデルとなっていて、彼女の生涯を描いた「小説土佐堀川」が原案で、脚本は大森美香となっています。

京都の豪商の今井家に、次女として生まれた広岡あさは、お転婆で好奇心が旺盛な女の子となって成長していますが、すでに生まれた時からいいなづけがおり、大阪の両替商の賀乃屋の次男の、白岡新次郎がその相手でした。

最初は抵抗していたのですが、新次郎の優しさに触れる中で心を許していき、あさは賀乃屋へお嫁入りをします。

当時は女性が学問をすることや、嫁ぎ先の賀乃屋の家業に関わることが出来ないという時代でもありましたが、あさの考えは逆で、女性も学問をして、そして仕事をして人生の幅を広げて生きる時代だと言い続けます。

あさが来たは、かなり楽しい、面白いという評判で、好調な視聴率だと言われていますし、すでに放送終了前で第3位に入る予定となっていますから、かなり人気が高いことがこれらの数字で理解できますが、まだまだ続いていますので、最終的に2位や1位になれるのでしょうか?

ここからは追記になります。

2016年4月2日に放送が終了となり、なんと、今世紀に放送された朝ドラの、視聴率最高記録を更新したのは、「あさが来た」になりました!

通期平均視聴率が23・5%で、各回最高視聴率は27・5%でした。

今回は、歴代のNHK朝ドラの視聴率ランキングで、平均が高かったものと、2000年に入ってからのドラマに的を絞って情報をまとめていきました。

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