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シングルマザーの仕事探し
ブログライターkomichiです。
今回のテーマは、「シングルマザーの仕事探し」です。
シングルマザーにも様々な状況の人がいて、起業して1人で何人もの子供を育てている人もいれば、いわゆる貧困状態でなんとか食いつないでいるといった状況の人もいて、一言でシングルマザーと言っても、いろいろな方がいるかと思います。
個人的に周囲にも、シングルマザーとして苦労して生きている人がいたりしますので、人事には思えませんが、本人も自分がまさかシングルマザーになるとは予測していなかったという方のほうが多いと思います。
元々結婚をしないで子供だけ欲しいということでシングルマザーになっている人も中にはいるようですが、事情は様々です。
今回はそんなシングルマザーに焦点を当てて、仕事探しなどについての情報をまとめていきたいと思います。
シングルマザーの貧困は自業自得か!?
2010年度に総務省が調べた結果によると、日本のシングルマザーは108万人いると分かったようですが、これもまた漏れもあるでしょうから、はっきりとした数字ではないと個人的には思います。
この中で、離婚は80%、死別は12%、未婚は8%という割合になっていて、実は世界中で見ても、特に欧米では婚外子の割合が増えているのです!
2008年に調べた結果によると、なんとスウェーデンでは54・7%も結婚していない状態で子供を出産し育てている人がいることが判明していて、続いてフランス、デンマーク、イギリスと、ほぼ半数近くの数字で婚外子がいることが分かっています。
日本は世界レベルで考えるとそれでも少ない方で、2・1%の割合でシングルマザーで子育てをして、仕事をしている女性がいるのですが、それでも周囲を見ると、シングルマザーとなっている女性を見かける頻度はは結構高まっていると感じていますが、あなたの周囲ではどうですか?
理想的には夫婦で子育てをするというのが連携プレーで安心でもありますし、子供にとっても母親1人でシングルマザーとして子育てをしているよりは、色んな面で安定感はあるかと思いますが、こればかりは人によって事情が異なりますから、良い悪いという判断は出来ないと個人的には思います。
DV夫から逃れる、浮気や借金グセが治らない相手との不安定な関係を続けるよりは、子どもと一緒にシングルマザーとなって生きていくほうがマシなどと、事情は様々ですし、死別という現実もありますから、本人が望む望まないに関わらず人生には何が起こるか分かりません。
そして、シングルマザーになってしまったら、まずいちばん大事なのは仕事探しでもあります。
子供を抱えて女一人で生きていくためには、ここは外せないポイントになります。
現在の日本でシングルマザーになった場合、国からはどのような手当が出るのかご存じですか?
● 0歳児~中学卒業までの子供を持つシングルマザーには児童手当
● 地方自治体から支給される片親で育つ子供を持った親に児童扶養手当
● 18歳までの自動をひとり親が扶養する場合の児童育成手当
● 20歳未満の児童を育てている母子&父子家庭で、月額10,000円以上の家賃を支払っている家庭に、支払い条件はありますが、自治体が支払う住宅手当
● ひとり親家族等医療費助成制度
● 遺族年金
これらの他にも、どうしても仕事探しが出来ない状況の場合生活保護などのセーフティーネットもあり、なんとか生き抜けるだけの補助は国からいただけるようです。
他にも国民年金や保険の免除、交通機関の割引、児童扶養手当を頂いている方には、下水道の減免制度や、粗大ゴミを出す時の料金が免除されたり、様々な手が差し伸べられているのです。
ですが、子供が育ってしまうとこれらの手当も支払われなくなるため、かなり厳しい状況で暮らしているシングルマザーは数多くいるのが現状でもあります。
そして、現在の日本では、夫がいて専業主婦で子育てをしている女性であっても、貧困状態の人たちはなんと!
50万人いるといわれているのです!
これは、独立行政法人の労働政策研究・研修機構の研修員の周燕飛さんが、2012年にまとめて発表をしたものです。
何故このような現実があるのかというと、保育所の不足、さらには子育てをしている人たちの労働条件が合わないという面が強いからです。
このような理由があり、日本ではシングルマザーだけではなく、専業主婦世帯の1/8が貧困状態の家庭があるのが現状なのだというのです。
これ以外にも現在では大人の発達障害、そして様々な精神疾患などで働きたくても働けないという方もいると思います。
現状では、シングルマザーだけではなく、事情がいろいろとあって、現代社会の仕事のやり方では収入を得ることが難しいという結果が出ているのです。
このような状況を考えると、シングルマザーの仕事探しは困難であることは簡単に分かりますが、これ、自業自得なんでしょうか?
もちろん、事情はいろいろですが、一概にシングルマザーは自業自得ではといえない面は多々あると思いますし、個人的にも周囲にいるシングルマザーを見ていて、事情を知っているだけに、自業自得と言いきれいない面はあると思いますが、正直に言えば、自業自得である面もないとは言い切れないと、非情であってもそう表現せざる得ない面もあることは否めません。
例えば、本人の不倫や不実が原因で離婚となった場合や、なんらかのトラブル、自分の気持ちに嘘を付いたまま結婚し出産したことで、結果的にはシングルマザーになってしまった方、事情はいろいろですし、個人的にこれが悪いとは思いませんが、社会的に一般論として考えた場合、このような理由でシングルマザーになったとしたら、自業自得と思われても仕方がない面もあるのではと思いますが、個人的にはそうは思いません。
何故なら、選択は人それぞれですから、それをいちいち良い悪いというに極論で話すこと自体がナンセンスだと思っているからです。
不倫や不実は悪だなどといった感情論で物事を見る世界観は正直あまり興味がありません。
誰がどんな選択をしようと、他人がとやかく言えることではありませんし、それを責め合ったりするような言動にも個人的に興味はありません。
ただ一人の人間が、必死に生きている、それが現実ですから、その背景に関して他人がとやかく言えるものはないのでは?
そもそもこの自業自得という言葉の意味はなんでしょうか?
自分の行いの報いを自分が受けること。
これが自業自得の意味となりますが、これは仏教の教えになります。
個人的にこれらの教えに関しては疑問符を投げかけたいのですが、あなたはどう思いますか?
禅の教えの中には、「あなたのせいじゃない」「ことは起こっている」というものがあり、例えばシングルマザーとなった方が、その理由に自分の不実や不倫が関係していたとしても、それすら自分が起こしていることではなく、人が生きている中で、物事は起こっているだけであり、そこに誰かの責任だとか、あいつが悪いといった思考は禅の世界にはないと言われているのです。
ということは、そもそも責任がどうだこうだという話すら、この説明だとナンセンスどころか、お話にならないただの感情論だということが分かるかと思います。
もちろんこれらの情報を知って自分の中で咀嚼して飲み込むまではかなりしんどい思いを個人的にしましたが、理解してしまえば確かにそうだなと納得するというか、起こった出来事に問題を見つけて大騒ぎしているのは人間のエゴの勝手だという理解が進むと、逆に精神的に楽になりましたが、あなたはこの考え、どう感じますか?
ですから個人的には、シングルマザーは自業自得という考えは、常識的、道徳的観念が強く、すべてを良い悪いでまとめたがる人たちにとって都合がいい考え方という話になるのですが、いかがでしょうか?
シングルマザーは自業自得なのかどうかは、人の数だけ考えや感じ方があると思いますので、個人的見解をまずは出してみました。
そして、すでに書いているように、実情として現実的にシングルマザーなどや、夫がいる専業主婦ですら貧困状態の日本の働き方の現状に関して、疑問を持たないほうがおかしいと、個人的に思います。
例をあげてみましょう!
ある女性は、流れに身を任せた結果、好きでもない男性との間に子供が出来てしまい、流れに乗る形で結婚、出産し、相手の性格の問題などでどうしても一緒に居ることが出来なくなり、勇気を振り絞って離婚する道を選びシングルマザーとなって苦労して子育てをしています。
この情報だけ見ると、人によって様々な見方が出来るのではないでしょうか?
好きでもない人と結婚して離婚なんて自業自得と思う方いれば、流れって止められないよね、なんかそうなっちゃったってこと人生で起こるよねと捉える方もいる、こればかりは年齢や人生経験などによって、この人がシングルマザーになったのは自業自得よと考える人もいるでしょうし、違った面からこの女性を理解する人もいるでしょう。
答えはひとつではありませんし、感じ方、受け取り方は人それぞれです。
どんなに性格に難のある相手でも、子供の為を思って、生活のために我慢して生きる人もいるでしょうし、何を選択するのかは人それぞれですから、何が自業自得なのかを決めるのはあなた次第ということになります。
起こっている出来事にどんな意味を当てはめていくのかは、本当に人の数だけ考えや感じ方、思うことは違うので、個人的見解で言えば、シングルマザーは自業自得とは思いません、そのような流れになっただけのことだと淡々と感じてしまいます。
そして、貧困状態のシングルマザーに関しては、かなり厳しい意見もテレビなどで取り上げられているようです。
中にはいわゆるズルをしているような女性もいるので、そのような方に対して手厳しい意見もあるようですが、他にはシングルマザーに対して、次のような意見があったといいます。
「責任感がない」「甘すぎる」「簡単に離婚した」「考えなしに子供を作ったのだから自業自得」「離婚してやっていけないなら離婚しなければいい」
まるで、人権を無視したような意見もあるようですが、これもまた人の意見ですから、個人的には誰がなにを考え感じようと自由だと思っていますので、なるほどこんな意見もあるのかと淡々と眺めてしまいました。
正直、シングルマザーの現場では、男が逃げた場合もあったり、責任感がないないのは男性側だったりする場合もあり、養育費を支払うと約束しておきながらそのままドロンする人もいるのが現実でもあるので、一方的に甘いだなんだと言い切れるものはないのではと疑問符を投げかけておきます。
そして、仕事探しにも困っているだけでなく、シングルマザーになったはいいけれど、最初に書いたような手当がもらえることを知らない情報弱者もいるだけでなく、自分はシングルマザーになったのだから世間的に恥ずかしい存在だとか、行政などに迷惑をかけられないという思いで自分を追い込んで生活が困窮するシングルマザーもいるのです。
迷惑をかけてはいけないと、個人的にも強く言われて育ち、そう思い必死にファイトして生きた結果、精神疾患を患った経験を持っていますが、結果的に家族に迷惑をかけないと生きられない状況になったときに、「人に迷惑をかけて生きていない人は1人もいない」という、驚きの現実に気づかされ、思い込みとは恐ろしいものだと感じたことをよく覚えているので、この「人に迷惑をかけない」という呪いは恐ろしいなと感じました。
生きているだけで、人は必ず自然なり、人なり、動物や他の生き物に迷惑をかけて生きている、これに気づくことが出来ないと、本人の中に傲慢さばかりが育ってしまいます。
道徳や常識はルールが必要な社会生活の中で必要なものでもありますが、行き過ぎると人を追い込み、辛くさせてしまう面があることを忘れないようにしたいものですね!
世の中には様々な考えかたがあります、自分が振りかざしている正論だけがすべてではないという話になります、世界は広いです!
フランスでは結婚せずに子供を産んで育てているカップルも数多く居て、さらにこの国では婚外子は半数を超えて出産されているのです!
世界には様々な生き方や考えかたがあることも視野にいれて、シングルマザーは自業自得なのかどうかを考えていただければと思います。
シングルマザーの仕事探し
それではここからは、日本でシングルマザーの方達が仕事探しをするためにの現状は、どうなっているのか見ていきたいと思います。
ここ数ヶ月前から、ちょっと調べてみようと現代の日本ではどのような働き方が主流となっているのか動いてみたのですが、正社員で働いている人たちの割合は、かつては8割もあったのですが、現代では6割ほどに減っていて、年々非正規雇用で働く人の割合が38%も増えているだけではなく、家族が働く職場には、いわゆる中高年のフリーターが激増している現実があるのをあなたはご存知ですか?
2013年7月12日に総務省が発表した就業構造基本調査によると、役員を除いた雇用者の中で、非正規雇用は2043万人、リストラが叫ばれ始めて随分経ちますが、元々正社員で働いていてこれらの理由などで転職をする事になった人たちが、結果的に正社員で働けないまま非正規雇用で働き続けているのが現実でもあるのです。
2015年12月には東芝が、10,000人規模のリストラを発表していますが、正社員で働いていた人たちがその後非正規雇用になった割合は40・3%となっていて、現代社会の日本でしっかりとした雇用形態で仕事探しをして働けている人はどんどん減っているだけでなく、仮にそのような職場で仕事が出来たとしても、内情がブラックであることで、精神疾患を患う人が劇的に増えています。
このような社会構造の中で生きるシングルマザーの仕事探しが、これらの状況でいかに不利で難しいかが理解できるかと思いますが、もちろんこんな状況の中でも、仕事探しをするのではなく、自分で起業して立派にシングルマザーとして経済的にも自立出来ている方もいます、いろんなケースがあるということなのです。
これらの状況を見ると、シングルマザーの仕事探しは、まさに本人がどうしたいかにかかっていて、社会のせいだとか、状況がどうこうではなく、自分がどう生きるかによって変わってくるとも考えられるのです。
ただ、やはり起業ともなるとなかなか大変な面もありますが、世の中を見回してみたら、頑張ったというよりも、好きな事をしていたらそうなったという生き方でシングルマザーの人でも、自分で仕事を作り、探してどうこうという生き方をしなくて済んでいる方もいます。
こればかりは、仕事探ししなきゃ、自分で作る、といろんな生き方がありますから、この人は出来ているのだからあなたも出来るという言い方も乱暴ですから、それぞれに合った生き方をするしかないという話になります。
では具体的に、シングルマザーの仕事探しはどうやったらいいのか?
● ハローワークに行く
● 正社員などを目指して就活をする
● 自宅で出来る仕事や、単発の仕事を探す
ハーモニーレジデンスという会社は、シングルマザーの仕事探しに特化した転職サイトとなっていますので、その方に合っているのなら、これらの転職サイトをうまく活用して雇用される側になることも出来ます。
ただ、この会社のマイナス部分は、求めているシングルマザーの条件が、次のようなものとなっていることです。
「短大卒以上、多言語可能者」
要するに、学歴やキャリアがあるということが前提となっているので、資格も学歴もないシングルマザーの人の仕事探しにはもうまったく見込みがない状況でもあり、結果的にそのような方は、アルバイトや非雇用型の働き方をするか、ブラックでもなんとか正社員などを目指すか、子育てをしつつこの選択は厳しいものがあるのが現状のようです!
仕事探しも子供を育てながら1人で家事もすることを考えると非常に難しい面があります。
あるシングルマザーの現実に、トラック運転手となって年収なんとか600万円ほど得ているという方もいましたが、これもまた稀でもあるケースになり、すべてのシングルマザーの年収がこれだけというのは、中高年の男性がアルバイトしか仕事が無い現状もある日本ではなかなか難しいのではないかと思われます。
ただ、どう生きるかによって、いくらでも人生は切り開いていけるものだと個人的には思っていますから、見方や考えかた、働き方を変えるという意識を持つのもまた、突破口になるのではと思います。
すでに書いていますが、シングルマザーの仕事探しも大変でしょうが、子供が児童の内は国から手当などがいただけるので、それでなんとかなる面もあるようですが、成長してしまうとそれもなくなってしまうので、その後のシングルマザーの生活自体がどうなるのかといった心配も残されているのが現状でもあります。
核家族化が進んでいる日本で、シングルマザーの仕事探しは難しいだけではなく、生活自体が大変な状況となっている方も多いのですが、ランサーズといった仕事を依頼したい起業と人とをつなぐような会社もありますので、働き方の概念を変えていくというのも、仕事探しには必要な意識となっているのではないでしょうか?
そして、例え大卒であろうと、正社員で働くよりも、派遣社員のほうが子どもと過ごす時間が多くなるので、自由にそのような形態で仕事探しをされて実際に生活されている女性もいて、ある地方の物流系の会社では、シングルマザーを雇用することで会社に助成金が入るシステムになっているところもあり、積極的にこの状況の女性を雇用してくれるので、正社員で働けるというところもあるようです。
やはり、シングルマザーという立場上、子供が急に具合が悪くなったという状況になりやすいため、仕事は融通のきくアルバイトしかできない方もいて、いろいろな状況の中で働いているようです。
ヘルパーの資格を取って働いているシングルマザーも多く、仕事探しは本当に人それぞれになります。
ちなみに、ハローワークに相談に行くと、介護職を勧められることが多いようです。
今回は、シングルマザーのしごと選びなどについての情報をまとめていきましたが、こればかりはまさに個人個人によってまったく違うというのが現実でもあるようです。
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by ブログライターkomichi
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