ブログライターkomichiです。
今回のテーマは、「一生独身vs既婚、女性の幸福度が高いのはどっち?」です。
近年男女差についての議論がヒートアップして、世間的にはLGBTQというカテゴリーにいる人達の認知度が高まっているのですが、現代でも多くの方の夢のひとつでもある結婚は注目が集まる世界観でもありますよね。
個人的にも結婚というカテゴリーに属しているのですが、今回のテーマは奥が深いと感じてしまいます。
幸福度というのは人によってまったく違うため、どちらが幸せだろうという議論すらもう時代遅れだと感じますが、あなたはどう思いますか?
それでは、一生独身がいいのか、既婚がいいのか幸福度はといった世間的な情報をまずは見ていきながら、一般論を理解していきたいと思います。
まずは生涯独身でいるという人の割合を見ていきましょう。
1980年代には未婚の人の割合は、男性で38人に一人、女性は22人に一人だったのですが、2015年になるとこの数字が一気に跳ね上がり、男性で4人に一人、女性では7人に一人となったそうです!
私の周囲でも特に男性のほうが結婚していない率が高いと強く感じていますが、それは単に男性が多い業界にいるという面があるからです。
ハマっているサウナで周囲のお姉さまたちの嘆きを聞くと、「うちの娘が結婚をしない、家からも出ないで家事も私がやっているの」という声も数多く聞きます。
ちょうど私が20代前半の頃は、女性はクリスマスイブまでに結婚していないと行き遅れなんて言われていて、親も必死になって早く結婚させることに躍起でした!
それほど昔は世間体や男女差などについての考え方が非常に偏っていた時代でもあり、女は結婚して家庭に入るのが当たり前で子供を生んで一人前的な発想が大きな顔をしてのさばっていた時代でもありました。
2021年現在ではあまりにもこの考え方は古すぎて逆に笑えてしまいます!
私の周囲でもびっくりするほどシングルマザーが多くいますけれど、結婚=幸せ、幸福という図式は見事に覆されている現代では、今回のテーマは時代からおいおいっとツッコミを入れられるくらい古い意識だなと思わずにはいられません。
ですが、明治安田生命の「人生100年時代の結婚に関する意識と実態」によると、既婚女性のほうが独身女性よりも満足度が高いということがわかったというデータもあるようです!
ちなみにこれは2018年10月による調査のようです。
そして、他の情報を探っていくと、やはり一般的には既婚である女性の方が幸せで幸福度が高いというデータも数多くあるといわれています。
その理由はやはり配偶者がいることで精神的な安心感が高いということがとても重要のようです。
二人で生きるということは一人で生活するよりも経験値が高くなり、様々なことを理解しやすいため成長につながるというところも結婚が幸福度を高めるという理由の一つになるともいわれています。
私の周囲でも、やはり結婚している人とそうでない人が50代くらいになったときの内面的成長や生活スタイルを客観的に見ていても、気ままに自由に自分だけで生きてきた人よりも人の人生に深く関わりながら生活をしてきた人と比べて独り者の経験値は浅い面があるという見方も出来ますけれど、幸福度という面から考えるとこれは誰にもとやかく言える問題でもないなぁとも感じられます。
そもそも結婚とは一体なんなのか、いきなりそう問いかけられると面食らって上手に答えられない言葉の定義を改めて見ていきましょう。
結婚とはWikipediaによると夫婦となること。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E5%A9%9A
夫婦とは適法の婚姻をした男性と女性、社会的にこの二人が夫婦であると認められることであるということです。
ただし、世界を眺めていくと結婚というものが男女の性的な関係だけを表すとなるとちょっと当てはまらない関係も数多くあることが報告されているのです!
北アメリカのクワキゥトル族では首長の特権は娘の婿を通して孫に伝えられ、娘がいない場合は息子が娘に代わって他の男性を婿として迎えるという形式をとってその特権を継承するそうです。
この結婚はあくまでも地位や財産の継承をつなげていくための儀式であり、結婚式も女性が男性とするときと同じような形式で行われるということです。
他にも世界ではイスラム国でよく行われているのが一夫多妻、逆のパターン、さらには事実婚や同性婚や夫婦別姓で生きる人達など、結婚というカテゴリーの中にはさらに細かい分類があることがわかるのです!
さらに、現代では卒婚という考え方も浸透しています。
そもそも、結婚という言葉のイメージを画一的にしてしまうことがおかしいという発想になっている人たちが増えている現代で、幸福度とこの制度がセットになるという考え方自体がすでに時代遅れでもある面と、これまで通りこれが女性の幸せの一つとして重要だという意識が混在しているのが現代社会でもあると考えていくほうがわかりやすくなるのではと感じられますね。
一般論としては、どっちが女性の幸福度が高いのかといえば、すでに書いたように結婚している場合のほうが高いという結果もあるのです。
色んな面で助け合っていけるだけでなく、経済的な面からも安心度が高いというものが大きな理由になると考えられてるのです。
ちなみに現代では女性が結婚できる年齢が16歳から18歳に引き上げられたため、成人が結婚することに親の同意は必要ないという状況になっています。
以前は女性は16歳で未成年であったため、親の同意があれば結婚が出来たのです。
フランスでは事実婚が一般的で、入籍せずにカップルとなった男女が未婚のまま一緒に暮らして子供を持ち、一緒に育てるという生き方が当たり前になっています。
アメリカでは結婚しても離婚率が46%もあるので、2組に一組が別れているという事実もあります。
こういう情報を見ていくと、この記事のタイトルに関しては人の数だけ答えがあるとしか言いようがありません!
私のように結婚はしているけれど子供がいないというケースや、結婚して子供に恵まれて家まで購入して世間的にはいわゆる幸福度が高い生き方をしているという女性が、50代を前にして大恋愛を経験し、あっさりと旦那を捨てて恋人のもとに行ったというケース、いわゆるモラハラ夫に見切りをつけてさっさと離婚したシングルマザー、お見合い結婚で良い所のお嫁さんになって子供にも恵まれて人生これからという30代後半のときにいきなり夫が亡くなった、その後は再婚した、再婚もせずに生涯一人で子供と一緒に生きている、一度も結婚したことがない、する気まんまんだったけれど縁がなかった、結婚しているけれど浮気されている、浮気しているなど、さまざまな生き方をしている人たちがいるので、一概に既婚の幸福度が高い、未婚のほうが幸せ。
いやいや独身のほうが気楽でいいし、面倒がなくていいから幸せ!
などとは言えないというのが結論になるのかなと感じられます。
さらに、ネットなどで調べていくと結婚したらしたで、相手の家族が関わってきたことで人生が狂ったというケース、いわゆる嫁姑問題で頭を悩ませてしまうなど、問題が多いのがこの世界の特徴ですから、どちらがいいか悪いかはほんとうに断言できるものではないと考えられます。
このテーマに関しては、まず答えは自分で見つけていくしかないというまっとうな言葉がスッキリとするのかなといった思いになりますよね。
どんな生き方をしても、個人的には自分が納得できていていればそれが心地よさとなり幸福度の高い生き方につながっていくのかなと感じますが、あなたはどんな意見をお持ちですか?
さまざまな価値観や生き方、選択肢がある世の中に生きる現代人にとっては、横並びの生き方が意味を持たない時代になっていることは確かだなと実感させられますね。
ファッションにしても、一昔前は紺ブレが流行ればどこを見てもこれを着ている人たちで溢れかえっていましたが、2021年街を歩いていても同じ格好をしている人を見つけるほうが難しくなっているので、幸福度に関しては結婚が関係しているケースばかりではないともいえるのではないでしょうか?
近年、この既婚に関するドラマなどにも表現方法がまた新しくなってきたものが数多く登場していて、日本でも大ヒットした「逃げるは恥だが役に立つ」などはまた違った面から結婚を見つめ直していくというおもしろ趣向になっていて、個人的にも楽しませてもらいました!
韓国ドラマの「この恋は初めてだから」でも、既婚者たちの問題点をしっかりと表現しながら現代の若い人たちが新しい価値観を示していくという表現があり、これも面白いなぁと感じました!
さらには、「最高の離婚」や、2021年4月から放送が開始された「リコカツ」など、結婚したけれど相手と離婚したりしながら同じ人とまた生きていく道を選ぶという物語も出てきました!
一人ひとりが自分の生き方に自信を持っていて、無理も窮屈な思いもすることなくのびのびと人生を謳歌していければ幸福度はいくらでも高まるのかなぁとも思いますが、私の父のように古臭い考え方で、「一人で生きるひとは経験値が足りない」などとぼやくのかはもはやその人の考え方なので、誰にも何も言えないというのが個人的な結論です。
というわけで今回は、「一生独身VS既婚、女性の幸福度が高いのはどっち?」というテーマでお届けしました!